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2019年07月17日の記事は以下のとおりです。

死に山

  • 2019/07/17 22:14
  • カテゴリー:読み物

つむじ風が起こると、山ではさまざまな音がします。獣が吠えるような、人間の苦悶の叫びのような、恐ろしい不思議な音がする

地域住民がそう述べるまさにその山の斜面に、登山パーティ9人はテントを設営してしまう。ドニー・アイカー著、安原和見訳「死に山」(河出書房新社、18年)から(p302)。副題は、世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相。現場のホラチャフリ山は、フィン=ウゴル語で「死の山」の意味(p262)。そのまま邦題にせず「死に山」としている。「死に処」を彷彿とさせ凄みがある。

ディアトロフ峠事件 - Wikipediaウラル工科大学(エカテリンブルグ)、カルマン渦、超低周波音現象、モスクワ(12.5百万人)、サンクトペテルブルク(5.4)、ノヴォシビルスク(1.6)、エカテリンブルグ(1.5)

安全保障上の理由で

米大統領は、安全保障や経済優先の観点から貿易相手国への攻撃をエスカレートさせている。欧州や日本の自動車を国家安全保障上の脅威と見なし、またメキシコに対しては不法移民の問題を何とかしろと関税で脅している。ロシアは、安全保障を理由に、ウクライナとの輸出入を規制した。昨年には、サウジアラビアや、バーレーン、アラブ首長国連邦も、カタールに対する封鎖を正当化するために国家安全保障をあげている。

中国も、気に入らないことが生じるとすぐに貿易を武器に脅しをかけて来る。Japan Cites 'National Security' in Free Trade Crackdown. Sound Familiar?(nytimes.com, By Ben Doole, July 15, 2019)に、そんなことが出ている。安全保障を理由にした規制云々という、昨今、流行(はやり)の騒動に、日本も遅ればせながら参戦した、ということなんだろうな。桑原桑原。

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