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2025年04月07日の記事は以下のとおりです。

systemd-boot、E200HA

E200HAにArchを、その2

この度、Arch Linuxへの載せ替えを企図したのには、いくつかの理由がある。UEFI BIOSではどんな具合になるだろうか試してみたいと思ったのもその一つ。

以前、Archを入れたG550(Lenovo)は、レガシーBIOSだった。E200HAは、比較的新しいPCなので(と言っても9年前のモデル)、UEFI BIOSをサポートしている。

実際のインストール作業では、2つの点で、以前と異なる操作を行った。

まず、ディスクのパーティション。cgdiskというコマンドを用いた。パーティションの方針は、boot用UFEI 512MB、SWAP 4GB、rootに残り全て。その通りに区切った。

# lsblk
# cgdisk /dev/mmcblk1

次は、ブートローダーの導入。デフォルトでインストールされているsystemd-bootを選択した。これはレガシーBIOS非対応。作業は、まずこのコマンドを実行する、

# bootctl install

その後、2つのファイルを整える。(1) "/boot/loader/loader.conf"。nanoで作成した。

default arch.conf
timeout 0
console-mode auto

そして、(2) "/boot/loader/entries/arch.conf"。カーネルにlinux-ltsをインストールしたので、以下の設定でもltsを付ける。○○○○部分は実際の識別子の略記。

linux /vmlinuz-linux-lts
initrd /initramfs-linux-lts.img
options root=UUID=○○○○ rw

このarch.confを作成するには、以下で必要な文字列を取得。あとはnanoで編集した。

# ls /boot > /boot/loader/entries/arch.conf
# cat /etc/fstab >> /boot/loader/entries/arch.conf

2つのファイルを整えた後、エントリー内容を、bootctl listコマンドで確認。

# bootctl list

type: Boot Loader Specification Type #1 (.conf)
title: arch.conf (default) (not reported/new)
id: arch.conf
source: /boot//loader/entries/arch.conf
linux: /boot//vmlinuz-linux-lts
initrd: /boot//initramfs-linux-lts.img
options: root=○○○○ rw

その後、何もかも完了してリブート。素早く立ち上がって来る。OSを選択するメニューが出ない設定(time 0)も奏効している。

E200HAにArchを(サイト内)。Arch Linux をおしゃれに最速インストールArch Linuxの最小限インストールsystemd-bootの紹介

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