お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

2025年04月06日の記事は以下のとおりです。

警察密着★娯楽番組

テロップやナレーションには、実際にはしていない犯罪行為までしたという内容が含まれた。

テレビ東京の「激録・警察密着24時!!」は、事実の軽視(と警察と一体化した視点)という問題があった、と放送倫理・番組向上機構(BPO)が指摘したのだとか。

今朝の社説「警察密着番組 娯楽にしていいのか」(朝日新聞、4/6)で知った。

放送時の画面写真がその記事に添えられている。「偽鬼滅グッズで荒稼ぎする闇組織 一網打尽へ」「前代未聞の逮捕劇」などの文字が躍る。2023年に放送されたようだ。

勧善懲悪ものは、このようなバラエティにせよ、ドラマにせよ、古くから視聴者に好まれる番組だ。最後、悪いやつらが、捕まってホッとするものもあれば、逃げ切って憤慨を呼ぶものもある。いずれにせよ、悪人が、悪であればあるほど番組は面白い。

視聴者が悪ぶりを期待する。だから、「実際にはしていない犯罪行為」が過剰に描かれることになる。需要があるから供給されるわけだ。

テレビだけではない。卑近なSNSなども含めてメディア全般に言える。メディアが伝えようとして来ることは、過剰演出も、我々が欲していることの反映である、そう意識しておく必要があると改めて思った。

さて、3/31週、在京六紙の社説は、そのほかに、ミャンマー大地震、日米防衛相会談、検察の取り調べ、南海トラフ新想定、フジテレビ第三者委報告、前半国会終わる、企業団体献金の結論先送り、トランプ高関税、韓国尹大統領罷免、相次ぐ山火事、損保大手合併、富士山噴火降灰対策、日本郵政統治不全、などを話題にした。

六紙社説、ラジオと総動員帝国、「彼ら」に映る「私たち」(いずれもサイト内)。警察密着番組 娯楽にしていいのか(4/6)

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

« 2025年04月 »

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

ボパール化学工場事故
2025/04/17 06:00
管理職のリーダーシップ
2025/04/16 05:50
暴力の人類史
2025/04/15 05:46
大阪万博開幕、25/4/13
2025/04/14 06:02
遠い道のりを一歩ずつ
2025/04/13 05:58
alsa、E200HA
2025/04/12 05:38
亀二題
2025/04/11 06:24
UFOが釧路に降りる
2025/04/10 05:53
xinit、E200HA
2025/04/09 06:43
歌謡スクランブル放送百年
2025/04/08 06:50

過去ログ

Feed