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USS買収、殲15の脅し

在京六紙の社説を一週間分ざっと眺めていて、二つのテーマが目に留まった。一見まったく関係がなさそうな二つのテーマ。

USスチール 米政府の介入抑制的に(朝6/15)
日鉄買収承認 日米連携の新たな扉を開いた(読6/15)
日鉄の買収承認 完全子会社化を歓迎する(産6/15)
日鉄はUSスチール買収を成長の好機に(経6/15)
USスチール 買収の代償小さくない(東6/18)
USスチール買収承認 米国第一の道具ではない(毎6/19)
日鉄はUSスチール買収後も米政府に毅然と臨め(経6/19)

高い買い物だったのではないか。それも「国家安全保障協定を締結」させられ、強烈な足枷を嵌められてしまった。こんなことで思う存分に経営手腕を振るうことができるのか。巨額の投資を回収し、なおかつ利益を出すことができるのだろうか。

中国軍機の異常接近 威圧への対処力強めねば(毎6/16)
中国軍機接近 懸念の表明では済まされぬ(読6/16)
中国軍機接近 あまりにも危険な行為(朝6/17)
中国軍機の接近 危険な挑発は許されぬ(東6/17)
戦闘機の異常接近 無法中国に強く抗議せよ(産6/17)

中国の空母を偵察していた日本の哨戒機が、艦載機「殲15」の威嚇を受けた。日本が懸念を表明すると、「正常な軍事活動」を偵察したのはそっちだ、当然の対処、と中国は嘯く。

米中二大国が、自国の安全保障に一生懸命になっている。それに呼応するかのように、世界のあちこちでいざこざが勃発する。第3次世界大戦は、ロシアによるウクライナ侵略から始まった、と後世の歴史家たちが振り返る、そんなことにならなければ良いのだが。

さて、6/16週、六紙社説は、そのほかに、イスラエル・イラン戦争、G7サミット、日米首脳会談、通常国会閉幕、日韓国交正常化60年、などを話題に採り上げた。

六紙社説、米中、実は似た者どうしUSスチール買収の行方(いずれもサイト内)

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