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2018年12月06日の記事は以下のとおりです。

祥瑞改元

和銅改元は、即位改元であるとともに祥瑞改元である、と言える。

元明女帝の即位と同じ頃、武蔵の国で掘り当てられた銅が献上された。和銅(708-715)は、その双方を記念した改元だった。歴史再発見・元号文化の歩み第5回「奈良時代の年号」(10/30、NHK ラジオ第二)から。

改元理由としての即位は馴染みがある。もう一方の祥瑞(しょうずい)とは何だろうか。辞書には、めでたいまえぶれ、吉兆、とある。祥瑞、具体的には珍しい動植物や自然現象、が出現すると、余程の場合にその機に改元が行われたのだとか。中国の祥瑞災異思想に基づいている。

# 歴史再発見「元号文化の歩み」全13回

泣き虫しょったんの奇跡

将棋という激しいゲームは、負けた者に、人格まで否定されたようなショックを与える。だからプロ棋士は、どんなに痛い負けでもすぐにそれを忘れる技術を身につけている。そうしないと精神がもたないのだ。

引き分けなどグレーが無く、必ず、白か黒、決着がついてしまうシビアな、かつ潔い、勝負の世界なんだろうな。瀬川晶司著「泣き虫しょったんの奇跡-サラリーマンから将棋のプロへ」(講談社、06年)から(p9)。図書館の奥の棚でたまたま見付けた。

サラリーマンとて、仕事のプロである以上、「忘れる技術」を身につけるに越したことはない。業務上にも勝ち負けはある。新たなビジネスづくりほどには劇的ではないのかもしれないが、日々、利益を獲得するための勝負と言い切って良いだろう。おまけに、社内での不毛な戦いも付いている。長年務めていると、当然、人格の否定云々のような大きな負けにも遭遇する。将来に活かせる点を抜き出して、あとはさっさとゴミ箱に捨てるように忘れてしまえるならだいぶ楽になるだろう。それ以前に、ここぞという勝負の場面では、選択肢を複数用意しておいて、決して負けない戦いにしておくことが肝心だ、潔くないと言われても。

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