お鳥見女房
- 2020/01/16 07:18
- カテゴリー:読み物
一本の木には、きらめく枝葉もあれば影に沈む枝葉もある。まんべんなく陽射しを浴びるわけではない。お役目というのもこの木のようだ。建前とは異なる影の部分がある。
諸田玲子著「お鳥見女房」(新潮社、01年)から(p96)。web の記事を見てこのシリーズを知った。順番に読もうと、まず発端の一巻を借りた。
# 己の心を偽ると後々まで悔やむことになる(p206)。「別れの季節」20年続いた感無量の最終巻(19/12/19 日本経済新聞電子版)