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夭折の画家 石田徹也

羊の顔の中に全ての人類の痛みを聞いたりするような人たちのことだ

石田徹也は、「聖者のような画家になりたい」と創作ノートの中に書き記したとか。

NHKの「日曜美術館」放送開始50年特集(NHK-Eテレ、10/19 9時)から。

画家、石田徹也の名は何となく知っていた。過去に「日曜美術館」で採り上げられた際に目にしたから、かもしれない。

彼は、31歳の若さで亡くなった、踏切事故だった、と番組の中で言っていた。それは知らなかった。驚いた。自殺だったのだろうか。

精神科医の斎藤環氏が、こんなコメントをしていた。彼の絵には「どこか、根底の方に、希望、祈りといったポジティブな要素が底光りしている印象がする。それを感じ取れれば単なるグロテスクな疎外感を描いた自画像というものに回収し切れないような、もう少し、高次元な表現を目指していたということが判る」と。

石田徹也、この人の名前をしっかり覚えておきたいと思う。

日曜美術館田中一村(いずれもサイト内)。石田徹也(1973-2005)

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