クモ膜下出血の後遺症
- 2023/06/19 06:10
- カテゴリー:沖縄・暮らし
知人に会った。3年か4年ぶりだと思う。お久しぶり、元気でしたか、などと、しばらく当たり障りのない話をしていた。が、その人は、突然、実はあなたが誰なのか判らない、ここで会うということは仲間だとは思うのだが、と衝撃的なことを言い出す。
聞いてみると、3年前にクモ膜下出血の手術を受け、今は普通に生活できるまでに回復したけれど、記憶障害が残っているとのことだった。人の名前、というか、会ったことも含めてある人物に関する記憶がごっそり欠落しているのだと言う。私もその一人で、一緒に飲んだことや、その時に交わした印象的な会話の内容も覚えていないようだった。
従姉も同じ病に倒れた。予後が心配されたが幸い後遺症は軽く、発症前と同じような生活を送っている。昔から性格がややキツめで、なおかつ我儘なところがあったのが、それが強調されて、少し付き合い難くなった、と兄は言う。
知人の場合はどうだろう。おっとりしていて、人当たりはすこぶる良い。好ましい性格なら強調されても問題ないのだろうが。
# くも膜下出血(破裂脳動脈瘤)|秋田県立循環器・脳脊髄センター