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2024年09月の記事は以下のとおりです。

バスで図書館へ

バスの運賃が無料の日、いつもは歩いて行く図書館へバスで行ってみた。

本数が多くないのでしっかり時刻表をチェック。往復とも東洋バス。往きは31系統、帰りは30系統。歩くより遠回りの感じはあったけれど、バス停ではわずか2つか3つ。近い。

バス停での待ち時間を考えると、歩きもバスも所要時間はそんなにかわらない。が、歩くと汗だくになる。バスはエアコン効いてる。大きな違いだ。

今月、無料の日がまだ何回かある。遠くにも行ってみようと画策中。

わった~バス感謝祭 乗りほ~DAY | バス無料 沖縄玉城デニー知事ノリノリ「今日バスで行かない?」 路線バスの終日無料事業がスタート 9月の毎週水・日曜

女ぎらい

  • 2024/09/04 05:59
  • カテゴリー:読み物

「こいつはね、オレのこれがよくて、離れられないんですよ」と言ってみたい-と思わない男はいないのじゃないだろうか。

これには笑った。上野千鶴子著「女ぎらい」(紀伊國屋書店、2010年)から(p14)。本書の副題は、ニッポンのミソジニー。ミソジニーは、女性嫌悪や女性蔑視と訳される。

「実際の女の快楽はこんなに便利(つまり男に好つごうな)ものではない」と続く。あまりにもこの種の幻想が流布されている。「吉行はそういう性幻想をまき散らかした戦犯のひとりである」。吉行とは吉行淳之介のこと。

吉行は、「やがて日本の文学史から忘れ去られるかもしれないマイナーな作家」と著者は断ずる。「かもしれない」は編集者が書き加えたのではないだろうか。

男と女(サイト内)。misogyny、佐野真一著「東電OL殺人事件」

NHK受信料、24年

振込金額は次の料金を含んでいます。料金変更差額 -1490円

NHKから届いた放送受信料請求書にそう記されていた。その差額が何を意味してどう算出されたのか、それについての説明は一切ない。

菅首相の頃に、受信料の値下げについて、がたがたやっていた。それなんだろうなと思いつつ今年の受信料についてwebで検索してみた。すると、

2023年10月から値下げしたのだとか。「受信料を1割値下げ」、「支払方法により異なる受信料額を一本化」。そして、値下げ以降の期間を前払いで払い込んでいる場合は、差額を精算するとある。これだ。

そのページの「ご精算額・次回のご請求額を表示」のボタンを押した。沖縄県の方は「こちら」をクリック、諸条件を選択、額を表示させた。差額1490円と今回の請求額が出た。書面に記載されている金額だ。確認できたので楽天ペイでの支払いを済ませた。

そうやって金額が確認できるサイトがあるならあるで請求書にurlでも書いておいてくれれば良いものを。NHKは、改革を進めているという。そういうちょっとしたことに配慮できる組織になれるといいね。

受信料(サイト内)。受信料を値下げしました|NHK、社説「NHK値下げ 政治の影に疑念が残る」(朝日新聞、2021/1/28)

男と女

  • 2024/09/02 05:52
  • カテゴリー:読み物

男女の秘事の奥の奥まで描く一冊。男の奔放、女の貞淑が信じられていた時代を懐かしむ

カバーの裏表紙側にそんな紹介文が掲載されている。いったい、いつの「時代」だ。吉行淳之介エッセイ・コレクション(2)「男と女」荻原魚雷編(ちくま文庫、2004年)。

吉行淳之介(1924-1994)の著作は、「砂の上の植物群」など何冊か読んだ。主に高校生の頃のこと。小説はどれもこれもさっぱりピンと来ない。ただしエッセイには面白いのがある。そんな風に思ったものだ。が、今回、図書館で目に留まったこのエッセイ集を読んではみたものの、かつて思った面白さに再会することはなかった。

「フェミニストの上野千鶴子」は、ミソジニー(女性嫌悪、女性蔑視)傾向の強い作家として吉行らを挙げ云々とWikipediaにある。吉行は、女好きとミソジニー、両面を持つ?!

作家が記した東京五輪(サイト内)。吉行淳之介|Wikipedia、水上勉「好色」、色道の一流三流

博士人材の活用

学生側は、現在の研究の延長線で仕事をしたいと思うのに対し、企業側は幅広い分野での活躍を期待している。

博士は専門バカで潰しが効かない、と企業は思っている。引用は、読売新聞の社説「博士人材 企業の積極的な活用が必要だ」(8/27)から。経産省と文科省は、博士人材の就職支援策を強化するため合同の検討会を設置したのだとか。「博士人材が活躍できる環境を整えていく重要性は高い」(読8/27)。

同紙は、この話題が気になるようで、ほんの2か月前にも、社説「博士人材の活用 幅広く能力を生かせる社会に」(6/25)を掲載したばかり。「博士号の取得者は、科学技術や産業の発展に欠かせない人材だ」(読6/25)。

今年、在京六紙の社説で、タイトルに「博士」の文字が登場するのはこの2本だけ。もっと議論されてしかるべきテーマなのに他紙はいったいどうしている。

最近は観光立国という言葉が飛び交っているけれど、GDPで数%ほどの観光産業では心許ない。やはり我が国は科学技術立国を標榜し続ける必要がある。そのために理系の人材活用は必須。科学技術力の低下が著しいと言われる今こそ、大学、政府、産業界はぜひ建設的な議論を重ねてほしい。新聞の社説をはじめ論壇も、成り行きを注視し、意見を述べねばならないだろう。

さて、8/26週の六紙社説は、そのほかに、ヒズボラ報復攻撃、日清食品に警告、中国軍機初の領空侵犯、セブン&アイ買収提案、パリ・パラリンピック開幕、自民党総裁選、デブリ取り出し中断、台風10号迷走、兵庫知事が百条委出席、防衛費概算要求、防災の日などを話題にした。

六紙社説(サイト内)。社説「止まらぬ科学力低下 技術立国の旗、降ろすのか」(中國新聞、2023/8/13)

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