作家が記した東京五輪
- 2019/09/23 20:27
- カテゴリー:興行・放送
この大会は「筆のオリンピック」とも言われるほどに、井上靖や、三島由紀夫、有吉佐和子ら、名だたる作家たちがオリンピックを観戦してその様子を記録しています。
筆の~という呼称は初めて知った。引用は、今日、木工教室からの帰り道に聴いた「作家が記した東京オリンピック1964」その第2回から。この夏、5日連続の放送で、毎回、観戦記が二つずつ朗読された(7/29-8/2 8:30-8:55、NHKラジオ第1)。1964年、各紙に掲載されたらしい。
- 石川達三「開会式に思う」、朝日新聞 10/11
- 杉本苑子「あすへの祈念」、共同通信 10/10
- 三島由紀夫「ジワジワしたスリル」、報知新聞 10/13
- 柴田錬三郎「天にらむ一瞬」、東京中日新聞 10/13
- 曽野綾子「孤独な娘たち」、毎日新聞 10/15
- 井上友一郎「〝ただ一人走る〟ヘイズ」、東京新聞 10/16
- 水上勉「魔女たちの素顔を見た」、共同通信 10/23
- 有吉佐和子「魔女は勝った」、朝日新聞 10/24
- 井上靖「たくまざる名演出」、毎日新聞 10/25
- 三島由紀夫「『別れもたのし』の祭典」、報知新聞 10/25
# 作家たちが目撃した東京オリンピック、「東京オリンピック-文学者の見た世紀の祭典」(講談社第一編集局学芸図書第一出版部編、64年)