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キーワード「歌謡スクランブル」の検索結果は以下のとおりです。

プレイバック70年代

今週の「歌謡スクランブル」は1970年代を特集。今日のお昼が第6回のようだ。1時間半かける6回、合計9時間、曲目リストを見ると知っている曲ばかり。例えば、今日だと、みずいろの雨、青葉城恋唄、未来少年コナン、異邦人などが並んでいる。

1970年度は小2、1980年度は高3だった。70年代に多感な時期を過ごした者にとって、たまらない企画だ。まだしばらくオンデマンドで聴くことができる。ダウロードしておこう。

そう言えば、先月だったか、家人の鼻歌が「マジンガーZ」だった日があった。その曲は第2回で流れたようだ。

# プレイバック70年代 (1-6)▽歌謡スクランブル(NHK-FM、1/2-7 12時半)、歌謡スクランブル|NHK、歌手の水木一郎さん死去 74歳 “アニメソングの帝王”(2022/12/12)

かもめの孤独

  • 2022/02/01 06:23
  • カテゴリー:音楽

最寄り図書館のOPACで、若山牧水の歌集を探した。二つのちょっとした偶然が重なって検索してみる気になった。

録音しておいた歌謡スクランブル「中島みゆきの世界」を聞いていると、研ナオコの「かもめはかもめ」が流れて来た。一番は「一人で空を行くのがお似合い」と終わる。二番はその「空」が「海」に置き換わる。白いかもめと青い空や海、そして孤独。ははあん、これは牧水だ、と思った。

遡って二週間ほど前のこと。北部の知人から電話がかかって来て話している時に、「白鳥は哀しからずや、そんな気分ですよ」と先方が言った。確か、名護市の選挙のことが話題になっていたと思う。どういう脈絡でだったかは忘れてしまったけれど、白鳥のことは妙に心に残った。

そのうち牧水の歌集を借りて来よう。

# 歌謡スクランブル▽中島みゆきの世界(NHK-FM、1/28 12時半)。「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」、若山牧水の歌集「海の声」(1908年)から。名護市長に自公系再選(サイト内)

追悼・小林亜星作品集

  • 2021/10/21 06:26
  • カテゴリー:音楽

留守録しておいたFMの番組を聴いた。懐かしい曲ばかりだ。

4曲目は、はしだのりひこ&エンドレス「赤いキッス」と紹介された。しかし、流れて来たのは、クリンカム・クランカムのバージョンだった。曲想にはこの男性デュエットの方が合っているように思う。エンドレスの方は林竹洋子さんの声が素敵なのだけれど。

そういえば、氏の曲のことでは、先日、大関のCMの件がニュースになっていた。白い花なら、と始まるあの有名な曲だ。

# 歌謡スクランブル▽追悼・小林亜星作品集(10/18 12:30-14:00、NHK-FM)。作曲家の小林亜星さん死去 88歳「北の宿から」など作曲(6/14)。加藤登紀子さんCM曲、次女継承 「酒は大関」、歌手Yaeが歌う(10/11)、大関公式チャンネル|YouTube

キャンディーズ十選

  • 2021/04/12 06:43
  • カテゴリー:音楽

10年程前のこと、連絡事項などを部下や同僚へ同報メールする際に「今日のひと言」を書き加えていたことがある。末尾のその一行は、できるだけメール本文の内容と呼応するよう心掛けた。適当な文言を素早く選ぶために、ある程度の数をストックしておいた、そのメモが手元に残っている。

文言のラインナップは雑多。三百ほどあるだろうか。例えば、「目標がその日その日を支配する」「行路難し」など、詩からの引用もあれば、「支払いは遅く回収は早く」「email の件名を工夫しよう」など、業務の心得もあるし、「豚にへそをなぶられる夢を見た」など、わけのわからないものも混じっている。

その中に、キャンディーズのシリーズがある。彼女たちが歌うヒット曲(1973-78年)の歌詞から文言を拝借したものだ。数えてみると、その数は9本。一つ加えて10本にした。今回のシリーズ十選は、ちょっと風変わりなこの10本で。以下、書き抜いたひと言と[曲のタイトル]。メモに登場する順。

  • 今がそのとき、ためらわないで[アン・ドゥ・トロワ]
  • 強い言葉、私は欲しい[あなたに夢中]
  • 大空の果て夢を求めて、今ためす時[つばさ]
  • 今年の夏は、心もはずむ[暑中お見舞い申し上げます]
  • こんな不思議な出来事があっていいものかと思う[夏が来た!]
  • 気まぐれ、それとも本気なの[ハートのエースが出てこない]
  • ひとつ大人になって、忘れませんか[春一番]
  • あなたのそばで、私は変わる[危い土曜日]
  • その気にさせないで[その気にさせないで]
  • まるで青春の想い出そのもの[微笑がえし]

「その気にさせないで」を文言に選んだ折は、メール本文はどんな内容だったのだろうか、今となっては想像もつかない。

十選(サイト内)。キャンディーズ作品集▽歌謡スクランブル(NHK-FM、3/25)

中島みゆきの曲十選

  • 2020/11/04 06:35
  • カテゴリー:音楽

先月ラジオで中島みゆき作品集をやっていた(10/10 12:30-14:00、NHK-FM、歌謡スクランブル)。番組表の曲目リストに並ぶのは十数曲。知っている曲は半分もない。おれだったらどんな選曲をするだろうか。10曲選んでみた。

まず、初期のアルバム6枚から採った。第2作「みんな去ってしまった」(76年)から、第7作「生きていてもいいですか」(80年)までの6枚。高校時代に、クラスメイトに借りて聴いた、どれもたいへん印象深いアルバムだ。敢えて、各々一曲ずつ、

「忘れられるものならば」、第2作「みんな去ってしまった」(76年)から
「ホームにて」、第3作「あ・り・が・と・う」(77年)から
「おまえの家」、第4作「愛していると云ってくれ」(78年)から
「小石のように」、第5作「親愛なる者へ」(79年)から
「ルージュ」、第6作「おかえりなさい」(79年)から
「蕎麦屋」、第7作「生きていてもいいですか」(80年)から

さらに4曲はバラで、

「時代」(75年)
「夜曲」(81年)
「糸」(92年)
「ヘッドライト・テールライト」(00年)

文化の日のきのう、ざっと聴き直してみた。アルバムでは第5作「親愛なる者へ」が佳曲が揃っているように思う。そうそう、その3曲目の「泥海の中から」と次の「信じ難いもの」は切れ目なしに繋がる。同じ頃に録音された、アルゲリッチが弾くバッハ、これにもハッとするattaccaがある。パルティータ第2番、RondeauとCapriccioの間。どことなく風貌が似ている二人が同じようにカッコいいことをするんだなぁと思ったもんだ。それと、後年、ビゼーの曲を聴いて驚いたことがある。第7作中の「船を出すなら9月」は、ビゼー作曲の歌劇「美しきパースの娘」のアリアに酷似している。「船を~」は旋律を借用したんだろうな。

十選中島みゆき作品集(1)おまえの家(いずれもサイト内)。中島みゆき(1952-)、Martha Argerich(1941-)

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