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キーワード「戦争」の検索結果は以下のとおりです。

流血の夏

  • 2021/10/28 06:30
  • カテゴリー:読み物

実は考えてみると日本とフィンランドはあいだに国をたった一つだけ挟んだ隣国同士なのである。ただその国が無暗に広い

それに、その「あいだの国」が「昔から物騒だった」。梅本弘著「流血の夏」(大日本絵画、1999年)、あとがきから(p406)。1939年の冬戦争、そして1941年の継続戦争。本書は、それらに続く1944年夏の死闘について記している。

ソ連(ロシア)を挟んで、日本とフィンランドはご近所さんだ。「蝦夷地別件」に登場したポーランドも同じ位置付けにある。無暗に広く物騒な国が、古来より、東西南北へちょっかいを出す。その度に、フィンランド、ポーランドそして日本など隣国は右往左往して来た。蹂躙され放題の国々があった一方で、フィンランドのように多大な犠牲を払って独立を守り通した国もある。

雪中の奇跡蝦夷地別件(いずれもサイト内)

渡辺恒雄 戦争と政治

渡辺さんのインタビュー、そして戦後日本をつくった政治家の取材を通じて感じたのは、戦争という体験が、社会のあらゆる階層を結び、それが政治の現場の一つの安全弁として機能していたということでした。

大越健介キャスターがそうコメントしていた。NHKスペシャル「渡辺恒雄 戦争と政治-戦後日本の自画像」[再](NHK総合、2020/12/29、元は8/9の放送)から。この番組のことは、放送前に「大越健介の現場主義」(三宅民夫のマイあさ!、NHKラジオ第1)で話題になっていた。

15年ほど前に戦争責任の特集記事(読売、2005年)があったようだ。このNHKスペシャルの中でもふれられた。webで再公開されているし、本にもなっている。読んでみようと思う。

検証 戦争責任|読売新聞社

新聞週間、21年

新聞週間が15日から始まる(った)ことを、読売新聞の社説(10/13)で知った。今朝、毎日新聞も採り上げている。六紙社説では、今のところ、この2紙。昨年と同じだ。新聞協会は「新聞界のメーンイベント」と謳うけれど、どこもかも挙って社説に書くわけではない。

先月、「新聞の存在理由」と題して東京新聞の社説(9/9)をここで紹介した。その数日後にも、新聞報道の功罪について何かで読んだ。六紙いずれかの社説だったか、時事の記事だったか、はて、何だったか。さんざ探し回った挙句、しんぶん赤旗の「主張」(9/17)に見付けた。そう、この記述だ。

新聞なども戦争を美化する「戦況報道」を競い合い、侵略戦争推進の旗を振りました。45年8月の敗戦までの大新聞をはじめとしたマスメディアの戦争協力は、歴史の大きな汚点です。

新聞は、ともすれば、何かと「あおる」。新聞週間の機会に、「正しく伝える」(読売、10/13)、「権力を監視する」(毎日、10/17)、そういった報道機関の役割を改めて意識してもらいたいものだ。我々読者も十分に心して報道に接しなければならない。特に戦争に結びつくことには敏感になるべきだろう。

10/11週の六紙社説は、国会代表質問や、衆院解散、反権力記者にノーベル平和賞、JR変電所火災、大津いじめ自殺10年、日鉄がトヨタ提訴、不登校過去最多などを題材にした。

新聞週間行事日程|日本新聞協会。新聞の存在理由(サイト内)。新聞週間 確かな情報届ける使命と責任(読売、10/13)、新聞週間に考える 信頼される努力を今後も(毎日、10/17)、「満州事変」90年 国の進路誤った過去の直視を(赤旗、9/17)

雪中の奇跡

  • 2021/10/05 06:31
  • カテゴリー:読み物

このフィンランドのスキーのストックは日本から輸入された竹でできていた

梅本弘著「雪中の奇跡」(大日本絵画、1994年、新装版)から(p39)。1939年11月から翌年3月まで続いた冬戦争(talvisota、第一次ソ芬戦争)の記録。

遠い国の戦いに多少なりとも日本の産物が関係していた。竹のストックばかりか、三八式の歩兵銃や15cm榴弾砲、「呉海軍造幣廠で明治三十一年に製作」のアームストロング沿岸砲も登場する。驚いた。

# 芬蘭、フィンランドを意味する旧い表記。「雪の進軍」、「フィンランディア」

戦略の未来

  • 2021/08/27 06:25
  • カテゴリー:読み物

ただ自分がよく知っていることをやるだけだ、という話になってしまう。しかも切迫した状況では、彼らは自分たちの想像した範囲でしか行動できなくなる。兵士というのはいざ戦闘が始まると、そのほとんどの時間を「戦術レベル」の、潜在的な危険に囲まれた世界で過ごすことになる。彼らは自動的に作戦や戦略に導かれ、戦略的に意味のある目標の達成に向かって動くわけではないのだ。

だから、戦略が、作り込まれ、説かれなければならない。コリン・グレイ著「戦略の未来」奥山真司訳(勁草書房、2018年)から(p62)。同著者の「現代の戦略」よりは、だいぶ取っ付きやすい。

その戦略とはいったい何なのか(p41-56)。「実に多くの意味がある」

  • 一つのプロジェクトを成功させるために選ばれた指針(一般論)
  • 誰もが好むアイデア(拡大解釈)
  • 最も重要なもの、長射程のもの、とくに注目すべきもの(誤用か)
  • パワーを創造するアート(フリードマン)
  • 戦争の目的を達成するために戦闘を使用すること(クラウゼヴィッツ)
  • 政策の目的と軍事的手段を橋渡しする方策(本書)

コリン・グレイ(サイト内)。SDI, START。23の格言によって構成される「戦略の一般理論」(p75)

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