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キーワード「定期通院」の検索結果は以下のとおりです。

手塚治虫日記を読む

ずっと続けている脊髄前角注射は、結局、モルヒネであった。柔らかく包み込むように痛みが消えて、体内が暖かくなっていく時の快感は、母に抱かれているような素晴らしさだ

ETV特集「手塚治虫の遺産 父の背中~手塚治虫日記を読む」(1995年)から。

1988年、手塚さんは、胃ガンで病床にあった、その頃も日記を書いていた。

その前年、私は、似たような経験をしていた。就職したその年、腰部に激しい痛みがあり病院へ担ぎ込まれた。原因は、尿管結石。即入院となり、鎮痛のために神経ブロックの残置針を付けてもらった。針は脊髄のどこかに刺さっている。チューブは、背中に這わせ、その出口(注入口)は首のあたりにあった。

激痛が走った時に枕元の呼び出しボタンを押す。担当の方がやって来て、薬剤を注入してくれる。冷たい液が背中のチューブを流れて行くのが判る。それが患部付近に届くや否や、痛みは嘘のように、すぅー、と消えていく。何という心地良さだろう。

何回打ってもらっただろうか、その回数は覚えていない。が、あの時の「快感」は忘れられない。それは「暖かく」ではなく、薬液の冷たさを伴っていた。

手塚治虫定期通院(いずれもサイト内)。おとなのEテレタイムマシン▽ETV特集「手塚治虫の遺産 父の背中~手塚治虫日記を読む」(NHK-Eテレ、11/1 22時、1995/7/10 初回放送)

トロント・ブルージェイズ

定期通院で病院へ行くと待合のテレビで野球をやっていた。大谷選手が投げている。ということはメジャーリーグのワールドシリーズだ。その選手が所属するドジャースがシリーズに出場することは、いつだったか、ニュース記事で読んだ。

相手チームは、トロント・ブルージェイズと画面に出ている。はて、トロントとな。確かそこは、カナダのはずだが。へえ、隣国カナダを本拠地とするチームもメジャーリーグに参加しているんだな。初めて知った。

Wikipediaで見てみると、ブルージェイズは、「2005年以降、MLBで唯一アメリカ国外に本拠地を置くチーム」とある。2004年まではモントリオールのチームもあったようだ。

ワールドシリーズなどと尊大な名称はいかがなものか、とずっと思っていた。米国とカナダのチームどうしの戦いなら多少なりとも違和感は和らぐというものか。

さてゲームの結果はブルージェイズの勝ち。これで2勝2敗だとか。既に4試合もやってるんだな。野球興行は毎日のようにあるのでシリーズの進展も早い。

MLBのソロバン勘定大谷選手50-50比較優位と二刀流(いずれもサイト内)。トロント・ブルージェイズ2025年のワールドシリーズ|Wikipedia

ペトルーシカ、N響#2035

  • 2025/07/16 05:59
  • カテゴリー:音楽

ディアギレフのバレエ・リュス版を少なくとも一度は見ておくべきだろう。なぜなら、スコアに書き込まれたグリッサンドやちょっとした細かい点が何を意味するか判るからだ。

指揮のパーヴォ・ヤルヴィ氏が、番組の冒頭、インタビューでそんな話をしていた。普段よく聴くコンサート用編曲版ではなくバレエ用全曲(1947年版)が採り上げられた、

N響第2035回定期公演
ストラヴィンスキー作曲
バレエ音楽「ペトルーシカ」全曲(1947年版)
(指揮)パーヴォ・ヤルヴィ
(管弦楽)NHK交響楽団
(ピアノ)松田華音
(34分08秒)
2025年4月17日サントリーホールで収録

全曲を聴くのは今回が初めて。最初ラジオ(聴き逃し)で聴き、今回テレビでも観た。いつになく、かなり、注意深く観たけれど、正直、全曲のありがたみは判らなかった。機会があればバレエを観てみよう。

Pfは、指揮者の目の前、弦に挟まれ、オケのほぼ中央に配置されてるので、カメラによく捉えられる。アップ気味の時はもちろん、他パートの脇でちらちらと。この曲のPfパートは難しいと言われる、その演奏する姿が画面で見られるのは珍しいことかもしれない。

定期通院、25年6月N響(いずれもサイト内)。N響第2035回定期公演▽クラシック音楽館(NHK-Eテレ、7/6 21時)

100歳まで健康に生きる

  • 2025/06/28 05:45
  • カテゴリー:読み物

測定することができれば、管理することができる

George Joachim Rheticus(1514-1574)の言葉。巻末の付録「計測できるものは改善できる-自身の状況を追跡調査する」は、最初にそれを紹介している。

ルイージ・フォンタナ著「100歳まで健康に生きるための25のメソッド」寺田新訳(東京大学出版会、2022年)から(p351)。最寄り図書館で借りて来た。

気になる記載があった。米国心臓協会(AHA)のガイドライン(2018年)では、LDLコレステロールの理想値は、100mg/dL未満となっている。さらに、低くければ低いほど良いことを示すエビデンスが増えているのだとか(p355)。

つい先日受けた頸動脈エコーの結果、プラーク・スコアは2年前と同じ値だった。が、この7、8年の間に、少しずつ上昇して来ている。主治医は、この経過を見て、歳も歳だし、血中コレステロール値をコントロールする薬(スタチン系)を、そろそろ考えてもいいかもしれない、と言ったのだった。

怪しいサプリメントには距離を置いているが、国の認可を受けている医薬品とは上手く付き合って行きたいと思う。新しい薬の服用について考えてみることにしよう。

この本、コレステロール値のことだけでなく色々示唆に富む。副題に「科学的エビデンスにもとづく」とある通り、基になった学術文献もリストされている。それも併せてじっくり丁寧に読んでみよう、機会を改めて。

定期通院、25年6月(サイト内)。ゲオルク・レティクス|Wikipedia

定期通院、25年6月

病院への往きは日照り。けれど、少し離れたところにある薬局へ向かう時には曇っていて助かった。処方薬もらって、図書館やスーパーに寄らずに真っすぐ家へ。店先を掃いていたお向かいさんにご挨拶。今日はひどい雨になるわよ、と彼女は言った。

続けて出かけることになっていた。車で買い物。この日、シェアリング・カーは、最寄りが取れず、二番目に近い方を予約。それでも歩いて5分とかからない。

ホームセンターやディスカウント系のスーパーを回る内、ちょうど、豊見城から南風原へ自動車道を走行している頃に大雨に遭った。お向かいさんの読みは当たった。

利用時間2時間44分、走行距離28km、最高速度84km/h。

定期通院、25年5月(サイト内)。名手が奏でるバイオリン協奏曲(3)ギル・シャハム【曲目】バイオリン協奏曲ニ長調(ブラームス)他【演奏】ハノーバー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・コチャノフスキー【収録】2025年3月12日、北ドイツ放送グランド・スタジオ(ハノーバー)▽ベストオブクラシック(NHK-FM、6/18 19:35-)、N響第2035回定期公演【曲目】バレエ音楽「ペトルーシカ」(ストラヴィンスキー)他【指揮】パーヴォ・ヤルヴィ【収録】2025年4月17日サントリーホール▽ベストオブクラシック(NHK-FM、6/6 19:35-)

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