しあわせ未満
- 2024/01/23 05:49
- カテゴリー:音楽
歌詞に「僕」という男性の一人称が何度か出て来る。それが太田さんの歌にとてもフィットしている。青春真っ只中の僕、という感じがする。
「しあわせ未満」(1977年)がかかった後で、アンカーの方がそんな話をしていた。ラジオ深夜便「太田裕美作品集」(1/16)にて。
この曲の作詞作曲は、松本隆、筒美京平、両氏による。このコンビでの曲は、今回「しあわせ未満」のほかに、「木綿のハンカチーフ」、「雨だれ」、「赤いハイヒール」が採り上げられた。お二人はともに70曲以上の作品を太田さんに提供したのだとか。
「しあわせ未満」の歌詞に「二通り」が、3度、登場する。男、女、人間、各々に2種類あると。男は「ついているやつ、いないやつ」。人間は「陽のあたる人、陰の人」。どちらも判りやすい。そして女、「棘のあるバラ、れんげ草」。こりゃ意味深長だ。
# 太田裕美の唄十選(サイト内)。にっぽんの歌こころの歌「ジャパニーズ・ポップス~太田裕美作品集」▽ラジオ深夜便【アンカー】松井治伸(NHKラジオ第1、1/16 3時台)