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キーワード「K氏」の検索結果は以下のとおりです。

漂流する祭典

きのう(7/24)夜遅くに届いたK氏からのメールに「なんだかんだいいながら、昨日から、オリンピック関係のテレビばかり見てしまい」云々とあった。そういう方もあれば、こういう意見もある、

まちには高揚感も祝祭気分もない。とにかく大会が無事に終わってほしい。多くの人に共通する率直で最大の願いではないか。社説はパンデミック下で五輪を強行する意義を繰り返し問うてきた。だが主催する側から返ってくるのは中身のない美辞麗句ばかりで、人々の間に理解と共感はついに広がらなかった。分断と不信のなかで幕を開ける、異例で異様な五輪である。

朝日新聞の社説「五輪きょう開会式 分断と不信、漂流する祭典」(7/23)から。同紙が、オフィシャルなスポンサーの一社であるにもかかわらず、今夏の開催を中止するよう菅首相に求めたのは、5/26付け社説だった。それ以降の関連する同紙社説を拾ってみた。

  • 夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める(5/26)
  • 党首討論 首相の言葉が響かない(6/10)
  • 再拡大懸念下の解除 五輪リスク、首相は直視を(6/18)
  • 五輪の観客 科学置き去りの独善だ(6/22)
  • 五輪感染対策 「穴」次々 健康どう守る(6/27)
  • 無観客五輪 専門知、軽視の果てに(7/10)
  • 五輪まで1週間 バブルの穴 尽きぬ懸念(7/16)
  • 小山田氏辞任 五輪理念ますます遠く(7/21)
  • 五輪きょう開会式 分断と不信、漂流する祭典(7/23)

「繰り返し問うてきた」、そう言うだけあって、そこそこの本数だ。6/22付けでは、中止の決断を求めた「その主張に変わりはない」と強調している。

しかし、開幕までに同紙がスポンサーを降りたとは聞かない。

それに、同紙のwebページを見る限り、普通の五輪報道をしているように見受けられる。反対した以上、潔く、競技の記事は一切載せません、というわけではない。国別メダル数のランキングを目立つ場所に置き、日本人選手の活躍ぶりなどを伝えている。タイトル「朝日新聞DIGITAL」のすぐ横、最上位に「五輪」のタグもある。

勇ましく中止を訴えた割には、ちゃっかり報道のネタにしている。社説は社説、スポーツ面はスポーツ面なのか。それとも、安くないスポンサー料を払って開催に加担してしまったんだ、毒を食らわば皿まで舐る、ということなのか。

7/19週の六紙社説は、直前の不祥事、感染対策、そして開幕、と五輪一色の感があった。そのほかで、多くが採り上げた題材は、30年電源構成や、ワクチン証明書、きのう書いた日韓会談見送りなど。

「五輪 中止の決断を」(サイト内)。東京オリンピック2020|朝日新聞。東京五輪開幕、ここまでいろいろあったなあ~(政界地獄耳、7/24)

(14:47修正)

リーダーの役割

五月二十八日の菅義偉首相の記者会見は、開催国の最高責任者として失格である。緊急事態宣言中でも開催するかを重ねて問われ、最後まで正面から答えなかった。「イエス」も「ノー」も言わないのは、宣言中であっても開催する余地を残したいからだ、と多くの人は思う。

方針を明確にせず判断を示さない。報道される、我が国の首相の姿だ。東京新聞の社説「大切な命を守れるのか コロナ禍の東京五輪」(6/1)から。

つい先日、リーダーの第3の役割について、K氏宛てメールに書いた。よく言われる「リーダーの役割は二つ、目標を示すこと、そして、判断すること」、報道などを見ていると、その「二つの役割すら怪しい社長さんが少なくないように感じます」。

上の記事を読んで、リーダーシップを発揮できないのは、何も企業人に限ったことではないと思った次第。

大切な命を守れるのか コロナ禍の東京五輪(6/1)、緊急事態宣言下でも東京五輪開けるか、食い下がる本紙記者に菅首相は…<会見詳報>(5/28)。首相が変われば良くなるか 世論調査で垣間見える国民の思い(6/1)

幕が下りた後に

  • 2021/04/16 06:40
  • カテゴリー:未分類

ある劇団の公演が跳ねた後、出口に向かっていると、K氏がこちらに近付いて来るのに気付いた。以前に勤めた会社の社長だ。大病を患ったと誰かに聞いていたけれど様子は昔と変わらないし足取りは軽い。なぜ連絡を寄越さないんだと、いきなり詰問調、その声にも張りがある。ちょっと顔を貸せとばかりに近場の喫茶店へ連れて行かれた。

狭苦しいテーブル席に案内されそうになったので、比較的ゆったりしてそうなカウンター席を選んだ。L字の角のところだ。真正面ではなく90度の角度の方が良かったりもする。

健康状態など互いのことを確認するのもそこそこに、かつての仲間たちがどうしているかを語り合った。彼女が走るのをやめたのを知っているのかと最大の関心事をK氏が口にした。ええ聞いています、遅かれ早かれだったようですね。東京大会を最後の花道にと狙っていたのになあ。開かれないかもしれないので、さっさと見限って良い選択をしたんじゃないですか。ここで目が覚めた。見た夢を書くのは久しぶりかもしれない。

フルスカップ

レポート類を手書きしていた頃にフルスカップという用箋を使っていました。あれの欄外に、「すっきり一枚 せめて一枚」と刷られていたと思うのですが、その文言で正解でしょうか。

最初に勤めた会社では、皆がフルスカップと呼ぶ用箋を使っていた。それには標語のような文言が刷られていた。うろ覚えの記憶を確かめるために、入社年度が同じ、いわゆる同期の、K氏にメールで照会したのだった。漢数字ではなく、「すっきり1枚せめて1枚」が正解だった。氏は、「34年前に書いた」書面で確認して返事をくれた。

手元の辞書で引いてみた。綴りは、foolscap。元々は、A4などの規格ができる以前の、紙のサイズまたはその紙のことのようだ。そのサイズは、国や時代で異なり、例えば、8×13インチ。Webster 1913に、"So called from the watermark of a fool's cap and bells used by old paper makers" と名の由来が記されている。Wikipediaによると、15世紀にまで遡れるのだとか。

Foolscap folio - Wikipedia

消えた仕事図鑑

  • 2020/07/07 06:53
  • カテゴリー:読み物

格安の古物を売る商店を「バッタ屋」と言うが、バタ屋が語源である。どちらもいい品を扱わない

屑を拾うバタ師の元締めバタ屋。同じ廃品回収業でも、バタ師(屋)は、鑑札を持つ屑屋より「格下の職業」。ゴミ箱をバタバタと漁る、拾った段ボールが風に吹かれてバタバタと鳴る、など、バタの語源には諸説ある。引用は、澤宮優著、平野恵理子画「イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑」(原書房、16年)から(p239)。

「大辞林」(三省堂、95年、第2版)にはこうある、【ばった屋】正規の流通経路を通さずに仕入れた品を安値で売る商人。〔多く「バッタ屋」と書く〕、【ばた屋】屑拾い。廃品回収業者。

九州出身の先輩K氏は、自社製造品ではなく仕入れ品を売ることを、バッタ商売、バッタ売り、と吐き捨てるように言っていた。

人を活かす(サイト内)。杣、井戸掘り、伝書鳩係、瓦師(三大瓦、三州、淡路、石州)、ポン菓子屋、ロバのパン屋、傷痍軍人、講釈師、のぞきからくり、幇間、代書屋、口入れ屋、鋳掛屋、羅宇屋、河太郎(よなげ師)、寺男

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