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キーワード「ファゴット」の検索結果は以下のとおりです。

グロフェの「ミシシッピ」

  • 2021/12/28 06:20
  • カテゴリー:音楽

今月初旬、ラジオの番組表に、グロフェ作曲、組曲「ミシシッピ」があるのを目にした。かつて「アメリカ横断ウルトラクイズ」の中で使われた音楽だ。勝ち抜けた時に高らかに鳴る第4曲「Mardi Gras」。残念な結果を知らせる第2曲「Huckleberry Finn」はファゴットが旋律を吹く。

音源を買い求めたのは、テレビで聴いて20年ほど経ってからのこと。2000年5月とメモにある。タワーレコードの店頭で見掛けたNAXOS盤のCD。今月のラジオ放送では、それと同じ盤が使用されていた。

組曲「ミシシッピ」グロフェ作曲
指揮)ウィリアム・ストロンバーグ
管弦楽)ボーンマス交響楽団
(13分30秒)
NAXOS 8.559007

Ferde Grofé (1892-1972)、アメリカ横断ウルトラクイズ|Wikipedia。クラシックカフェ[再]▽グロフェの組曲「ミシシッピ」他(NHK-FM、12/7 7:25)

ベートーベン作品36

  • 2021/09/07 06:29
  • カテゴリー:音楽

作品36は、交響曲第2番ニ長調。これを弟子のリースが編曲した小編成版で聴いた。なかなか良い演奏だ。

Symphony #2, D dur, Op.36
Arrangement by Ferdinand Ries (1807)
for 2Vn, 2Va, Vc, CB, Fl, 2Hr
Compagnia di Punto
Recorded 2019

弟子が練習で編曲したのだろうか。それともこういう中途半端な編成の需要があったのだろうか。当時、9人集められたのなら、さらに何人か加えてフル編成にできたろうに。

なお、この曲にはベートーベン自身の編曲によるピアノ三重奏版がある。作曲家が自作を披露して回る、いわば営業活動に使ったのだろうか。現在では演奏機会はごく稀だろう。手元に、Robert Levin (Pf)、Peter Hanson (Vn)、David Watkin (Vc)による、1997年の録音があるけれどあまり聴かない。

七重奏曲(Op.20)も同じく自身の手で三重奏(Op.38)にしている。かつて、これら三重奏版を、ピアノ、クラ、ファゴットで演奏してみようと考えたことがあった。聴くより演る方がよほど楽しいだろうと思う。

ベートーベン(サイト内)。Op.38, Beaux Arts Trio (1983)

ブラームスの4番

  • 2021/03/13 07:33
  • カテゴリー:音楽

FMの番組で、ヤンソンス指揮バイエルン放響のブラ4を聴いた。冒頭のテンポ取りが今一つなのか、冴えない感じでスタート。段々良くなって来るのだろうと期待したけれどそうでもなかった。巨匠が亡くなる2か月ほど前、本拠地でのライブ録音。

ベストオブクラシック選(NHK-FM、3/5 19:30-21:10)
ブラームス、交響曲第4番ホ短調作品98
マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団
2019年10月11日、ヘルクレス・ザール(ミュンヘン)
バイエルン放送協会提供

この曲を大学2年の冬に聴いた。生で聴くのはそれが初めてだった。1983年1月、京都大学交響楽団の定期演奏会。このために京都まで行ったのか、ファゴットのレッスンか何かのついでだったのか、一人だったのか、誰かと一緒だったのか、思い出せない。ただ、京大オケの、ブラームスらしさに溢れた演奏が強く印象に残っている。

京都大学交響楽団第132回定期演奏会
1983年1月13日(木)18:30開演、京都会館
山田一雄客演指揮
ワーグナー、「リエンツィ」序曲
レスピーギ、交響詩「ローマの祭」
ブラームス、交響曲第4番ホ短調作品98

マリス・ヤンソンス(サイト内検索)。京都大学交響楽団

トマジ没後50年

  • 2021/02/13 07:29
  • カテゴリー:音楽

トマジは、ラベルと地中海趣味と異国趣味で出来ている。あと、グレゴリオ聖歌への興味も、トマジらしさに欠かせない

クラシックの迷宮▽アンリ・トマジ没後50年(NHK-FM、1/16 21-22時)から。「ミレイユのトンボー」(Le Tombeau de Mireille)というチャーミングな曲がかかった。後半部分のみ。Jean-Louis Beaumadier(ピッコロ)と、Andre Gabriel(プロヴァンスの太鼓)による演奏。トンボーは墓のこと。

この作曲家の Official website で作品をいくつか聴くことができる。お馴染みの木管三重奏曲は、The Henri Tomasi Trio というグループによる。Maurice Allard が吹くファゴット協奏曲もある。

# Henri Tomasi (1901-1971)。Official website of Henri Tomasi

スカラムーシュ

  • 2021/02/01 06:59
  • カテゴリー:音楽

ラジオ番組の留守録を順次聴いていて、ミヨー作曲の「スカラムーシュ」に行き当たった。バリトン・サキソフォンが達者で軽妙。元は、アルト・サックス(かクラリネット)のソロにオケ伴奏が付いた曲を、バリサク、打楽器、ギター、3人で演奏している。気の利いたアレンジだ。

リサイタル・パッシオ[再]▽鈴木広志(NHK-FM、1/8 9時台)「スカラムーシュ」ミヨー【作曲】、田中庸介【編曲】、バリトンサックス:鈴木広志、ギター:田中庸介、パーカッション:小林武文(10分10秒)~ NHK CR509スタジオで収録

ギター入りの編曲では、マーラーのアダージェットを演ったことがあった。90年代前半のことだったか。交響曲第5番の4楽章、それを、フルート、ビオラ、ファゴット、そしてギターという編成で。そのビオラ弾きの編曲。そう言えば、市販の譜面で、3人で演る「魔弾の射手」序曲があった。クラ、ファゴット、ホルンという無茶な(笑)編成。編曲者は、確か米国のホルン吹きだった。比較的有名な Till Eulenspiegel einmal anders は奏者5人だ。元は大編成の曲を数人だけで演奏する。アレンジャーの腕が良ければそんな楽しみも拡がる。

昔の愛聴盤(サイト内)。Scaramouche, suite pour deux pianos - Wikipedia

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