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キーワード「六紙」の検索結果は以下のとおりです。

案里被告に有罪判決

出揃った六紙社説。大雑把には、「右」側は被告本人の辞職を求め、「左」は自民党の責任を問うている。なお、執行猶予が付いたことや、懲役1年4月の軽重についての意見は見当たらない。

  • 進退問われる参院選有罪判決(日経、1/22)
  • 案里議員有罪 不信の解消はるか遠く(朝日、1/23)
  • 案里議員に有罪 選挙の公正破る罪深さ(東京、1/23)
  • 参院選買収有罪 問われる河井案里議員の進退(読売、1/23)
  • 案里議員に有罪判決 反省なき自民の無責任さ(毎日、1/24)
  • 案里被告に有罪 議員辞職を強く勧告せよ(産経、1/24)

「まだ1審判決の段階だが、自ら出処進退を判断すべき」(読売)。「自らの政治責任の重さを考え、出処進退を判断すべき」(日経)。「出処進退は自身の損得ではなく、国民の役に立てるか否かで判断すべき」「自らまっとうな決断ができないのであれば、勧告すべきは自民党である」(産経)。

自民党が交付した活動資金1.5億円が「買収の原資になったのではないかとの疑惑」、それについて党は「納得できる説明を」していない(朝日)。被告の擁立により「自民同士が票を奪い合う激戦」となり、「買収に至る一因となった。そう判決でも認定」(東京)。その擁立は「安倍晋三前首相や、官房長官だった菅義偉首相の主導で」(毎日)行われた。

河井夫妻が「カネで買収」の事実を認めようとしない本当の理由(2020/6/25)

施政方針演説 21/1/18

六紙一斉に社説に書いた。1月19日付。

  • 施政方針演説 首相の覚悟が見えない(朝日)
  • 菅首相の施政方針演説 不安に全く応えていない(毎日)
  • 首相施政方針 危機克服の決意見えぬ(東京)
  • 施政方針演説 医療体制の現実に目を向けよ(読売)
  • コロナ国会 特措法改正を最優先で 非常時にふさわしい論戦を(産経)
  • 首相はもっとわかりやすく針路を示せ(日経)

演説はいつもの調子だったんだろう、タイトルが語っている。おや、産経のタイトルは、他紙とは趣が異なるゾ。中身を読んでみると、果たして、意見の大半は首相批判。「最近語ってきた内容を繰り返している」「通り一遍の語り掛けとなった」「人々の心に響く言葉がほしい」「演説や会見、答弁の中身に、もっと工夫を凝らすべき」「問題意識のありように不安を覚える」「失策を率直に認めるべき」と並べ立て、そんな有り様だから、国会はしっかり審議せよとまとめている。

「社説」210117

「阪神大震災26年 長期化が物語る復興の難しさ」(読売)など、この題材で4紙が社説を書いている。あらためて、今日の日付を見た。

この三か月程、香港への弾圧を批判する社説は少なからず並んでいたけれど、その中に毎日の名はなかった。同紙が沈黙を破って今朝書いたのは、「香港の民主派弾圧 司法の『中国化』を憂える」(毎日)。

今日、産経が何を書くか注視していた。きのう、六紙のうち産経のみ、吉川元農相収賄起訴を題材にしなかったからだ。今日もなかった。大事なことは公判での全容解明であり、今わざわざ社説で述べるまでもない。その考えだろうか。実際、「公判での真相解明にとどまらず」(朝日、1/16)とあるように、皆プラスアルファの主張に力点を置く。それが各紙各様でなかなか面白い。

緊急事態宣言再び

きのう(1/5)六紙は一斉に社説に書いた。左の3紙は、タイトルで訴える、「速やかに」、「明確」に、そして「誠実」にと。

  • 宣言再発出へ 対策の全体像速やかに(朝日)
  • 首相が緊急事態宣言へ もっと明確なメッセージを(毎日)
  • 心に響く誠実な言葉で 緊急事態再宣言へ(東京)
  • 緊急事態宣言へ 危機感の共有で感染症抑えよ(読売)
  • 緊急宣言発令へ 「一点突破」では不十分だ(産経)
  • 緊急事態宣言で急所つく感染防止策を(日経)

他3紙の意見を見てみよう。まず、アクセル派の日経でさえ「ある程度ブレーキをかけて」と書いているのが目を引く。「感染拡大の温床となりやすい飲食店の営業短縮を徹底するなど、的を絞った対策が効果的」(日経)。いやいやそれでは甘い、「限定的、集中的な対策だけでは、短期間に新型コロナウイルスを抑え込むことはできないことを、これまでの経験から認識する必要がある」(産経)。「菅政権の感染症対策は後手に回ってきた。専門家と意思疎通を重ね、迅速な対応を心がけ」よ(読売)。また後手に回るんじゃないか、大いに心配だ。

年末年始の社説

六紙は、元日の社説で、今年をそして将来を展望した。朝日(1/1)がその中で長崎原爆資料館のメッセージを紹介している。

核兵器、環境問題、新型コロナという「世界規模の問題」を三つ挙げ、それらに「立ち向かう時に必要なこと その根っこは、同じだと思います」と語りかける。すなわち「自分が当事者だと自覚すること。人を思いやること。結末を想像すること。そして行動に移すこと」。

  • 核・気候・コロナ 文明への問いの波頭に立つ(朝日、1/1)
  • 臨む'21 コロナ下の民主政治 再生の可能性にかける時(毎日、1/1)
  • コロナ港から船が出る 年のはじめに考える(東京、1/1)
  • 平和で活力ある社会築きたい(読売、1/1)
  • 【年のはじめに】中国共産党をもう助けるな 論説委員長(産経、1/1)
  • 2021年を再起動の年にしよう(日経、1/1)

年末には、各紙、2020年の一年を振り返った。一つのタイトルに民主主義の文字が登場する。年末年始とも、いくつかの本文にも出て来る。以下の引用は、東京(12/30)から。

民主主義は完璧な政治制度などではなく、ほかの制度に比べて、少しましなだけかもしれません。だからこそ、不断の努力で民主主義を磨き、守り抜かねばならないのです。

  • 2020回顧・日本 社会が根底から揺らいだ1年(読売、12/22)
  • 2020回顧・世界 感染症が対立と分断を深めた(読売、12/23)
  • 民主主義はありますか 年の終わりに考える(東京、12/30)
  • 回顧2020 新型コロナに明け暮れた 克服への新たな戦いに臨め(産経、12/30)
  • 「1強」の終わり 危機に立ちすくむ強権政治(朝日、12/31)
  • 日本政治 この1年 異論を封じる手法の限界(毎日、12/31)
  • 企業は持続した株高生む変革と挑戦を(日経、12/31)

# 噴き出す疑惑/「桜」も「卵」も解明はこれから(赤旗、12/31)「買収資金の出どころ」、今年は歴史に残る失政の年(政界地獄耳、12/31)「2人の首相のおかげ」

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