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キーワード「ショパン」の検索結果は以下のとおりです。

スタニスラフ・ブーニン

聴衆がすぐに沸く派手な曲は好まなくなりました。美しい響きを味わうだけでなく、聴衆とともに人生の意味をより深く考えたいと思うのです。

NHKのドキュメンタリー番組「スタニスラフ・ブーニン~天才ピアニスト 10年の空白を越えて~」(NHK総合、11/9 2:35-3:20、初回放送2024/1/1)から。

2013年に肩の故障、さらに転倒して左足首骨折。10年の療養を経て本格ツアーを再開するまでを描いていた。石灰沈着性腱板炎とテロップにあった。

番組を観てまず思ったのは、そう言えばそういう奏者がいたな、ということだった。若くしてショパン・コンクールを制した天才と騒がれた。その後のことはまったく知らなかった。奥さんは日本人。当時、彼が来日する際に、通訳の担当者だったのだとか。

手元に彼の音源はない。いやいや待てよ。調べてみると、「Best Piano 100」というコンピレーション・アルバム(6枚組)の中にあった。ショパン弾きとばかり思っていた。番組でもショパンが主だった。が、このアルバムには、ショパン数曲に交じって、モーツアルトとバッハが含まれている。

ショパン(サイト内)。Stanislav Stanislavovich Bunin(1966-)

浪速のモーツァルト

大嫌いです。それ言いますと、モーツアルト信奉者が一杯いてはりますから、このくだりはお聞きにならないようにお願いしたいんですけど。モーツアルトみたいな整然とした感じはあまり好きやない。もうちょっと奔放な、切ったら血が流れるような音楽の方が好きなんです。

浪速のモーツアルトことキダ・タローさんは、インタビューで訊ねられ、モーツアルトは嫌いと答えていた。ショパンを信奉しているとか。

関西発ラジオ深夜便「明日へのことば」(5/4)から。初回放送2023年2月。

「生活笑百科」のテーマ曲などキダさんの曲が何曲か流れた。その一つ「平成古寺巡礼」のテーマ音楽は「小さな旅」のそれに少し似ていると感じた。あちらは大野雄二作曲。

ラジオ深夜便モーツアルト十選(いずれもサイト内)。関西発ラジオ深夜便▽明日へのことば「浪速のモーツァルト(2)~90歳過ぎてますます元気」全2回【出演】作曲家:キダ・タロー、聞き手:住田功一元アンカー(NHKラジオ第一、5/4 午前4時台)

フジ子・ヘミングの奇蹟

  • 2023/05/11 06:13
  • カテゴリー:音楽

午後の制作は、音楽を聴きながら、ということが多い。その日はピアノ曲のCDが繰り返し流れていた。ショパンとリストで構成されている。曲によって演奏の出来、不出来の差が大きい中、リストの「溜息」や「鱒」はそんなに悪くないと思った。

家に帰って、曲を頼りにweb検索してみた。フジ子・ヘミングのベスト・アルバムだ。間違いないだろう、リスト編の「鱒」が入っているCDはそう多くはない。奏者の名は知ってはいたけれど演奏を聴くのはこれが初めてのこと。へえ、その人なのか。ちょっと驚いた。

ピアノ曲十選「お若く見えますね」(いずれもサイト内)。フジ子・ヘミングの奇蹟 リスト&ショパン名演集|HMV

マージン・コール

個人データや携帯電話の使用、社内への出入りについては、一切、行えなくなります。これから彼が同行しますので、私物を整理してください。

J.C.チャンダー監督の映画「マージン・コール」(2011年)から。[Filmarks 3.5]

これはまだましな方だろう。会議室で解雇を宣告され、席に戻ることなく、即、会社から放り出されることがある。私物は、後で自宅に送られてくる。求めないと戻らない場合もあると聞いた。縁が切れると随分冷たくされる。

こちらから辞意を表明する際にも同じような事態があり得る。実際、ある外資系企業を辞める時には、事前に私物を整理した上で、上司に辞めると告げた。すぐに放り出されることはなかったのだが、残務処理の期間で揉めて、こちらが想定した以上に長い引き継ぎ期間を求められることになった。即、退場の方が良かった、と思ったものだ。

ショパンの「雨だれ」が流れるシーンがあった。

オール・イズ・ロストABEMA(いずれもサイト内)。GYAO

卵をめぐる祖父の戦争

  • 2022/11/28 06:26
  • カテゴリー:読み物

暗闇の中でふたりの声に耳を傾けていると、風が窓をがたがた揺らし、ストーヴの中で最後の燃えさしが爆ぜた。この世で一番淋しい音はほかの男女が愛を交わす音だ。

薄い壁越しに聞こえて来る声に青年は悩まされる。まんじりともできない。デイヴィッド・ベニオフ著「卵をめぐる祖父の戦争」田口俊樹訳(早川書房、2010年)から(p107)。原題は、City of Thieves

戦争の愚かさを綴る反戦の書。一方で、音楽や、文学、恋について語られる。チェスも登場する、重要な場面で。この本のことは「プリズン・ブック・クラブ」で知った。受刑者たちが感想を述べ合うシーンがあったかどうか覚えていない。次に読む本、と紹介されたような気もする。その読書会はさぞ盛り上がったのではないだろうか。

プリズン・ブック・クラブ(サイト内)。ショパンとマーラー(p94)、エリーゼのために(p254)

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