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キーワード「小関智弘」の検索結果は以下のとおりです。

町工場世界を超える

それと江戸期の職人仕事が生んだモノの基準、製品の互換性です。畳や障子にいたるまで、手仕事でも寸法精度がゆきわたりました。だからヨーロッパの合理性が理解できた。それらの技術の基礎に、道具を研ぐということがあった

一つの道具を使いこなし良い仕事をしようと心掛けた日本人は、明治期にヨーロッパ文明を容易に受け入れることができた。新潟県三条の鍛冶屋さんの話。小関智弘著「町工場世界を超える技術報告」(小学館文庫、1999年)から(p131)。

小関智弘(サイト内検索)

おでんの捨湯

  • 2018/10/21 07:54
  • カテゴリー:読み物

旋盤工やフライス盤工たちは、ちょっと手のこんだものを加工するときに、捨挽きとか捨削りという加工をする。金型職人が捨ゲージをつくり、捨穴や捨絞りの工夫をする。木型には捨ボスや捨桟があり、板金職人は捨張りの工夫がある。

技術書などに書かれていない実践的な現場の工夫に「捨」の字がついたものが多い、と著者は気付く。料理でも、捨湯や捨漬けなどがある。引用は、小関智弘著「働きながら書く人の文章教室」(岩波新書、04年)から(p77)。

仕事が人をつくる

  • 2018/10/20 09:56
  • カテゴリー:読み物

しかしいま、ものづくりが大切だというのは、そういうのとはちがう。かつてものづくり至上主義が生んだ負の遺産を、わたしたちは正視する必要がある。資源の浪費、環境破壊、公害、効率一辺倒の「合理化」や拝金主義。こうした負の遺産を正視したうえで、これからのものづくりを考える必要がある。

小関智弘著「仕事が人をつくる」(岩波新書、01年)から(p134)。

# 木地出しの椅子(p164)

鉄を削り見えた喜び

日本の現場には、色んな工夫が蓄積されている。どんな参考書にも書かれていない。

元旋盤工・作家の小関智弘氏がそんな風に言う。ない知恵絞っていい工夫をしたと思ってみても、既にどこかの誰かがやっているものだ、ベテラン職人とのやり取りの中でそう気付くというお話。深夜便アーカイブス「特選・明日へのことば~鉄を削り見えた喜び」(10/2、1時台、初回放送7/18)から。

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