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桂枝雀▽青春ノート

大きな背中になったなぁって。子供の背中は大きくなるもんやと思っている。

枝雀さんが母親の思い出を語る。1986年のインタビュー番組にて。

今回の再放送では解説文にこうある。1980年代に放送されたこのシリーズは、「各界の著名人が自らの青春時代を語るもの。高校のホームルームの時間に向けて、自分のこれまでの生き方・これからの生き方を話し合うきっかけになるようにと作られ」た。NHKクロニクルで、当時の番組表を見ると「高等学校特別活動」と記されている。

聞き手の高校生が、聖子ちゃんカット風の髪型をしている。時代を感じる。

貧乏神代書屋(いずれもサイト内)。わたしの青春ノート 桂枝雀▽おとなのEテレタイムマシン(NHK Eテレ、10/8 22:45、1985/6/29初回放送)、NHKクロニクル

貧乏神

ばかなこと言いなさんな。あのねぇ、おまえはねぇ、もっと、ぱーぱーぱーぱー言うのがおまえらしいんやらからねぇ。そのねぇ、しおらしいこと言いなさんな。

久しぶりに桂枝雀の落語を聴いた。演目は「貧乏神」。枝雀さんが演じた新作落語の中でおそらく最もよく知られている噺の一つだと思う。小佐田定雄作。

いつもは、えらそーに言う人が殊勝にしている。この部分を聴いて、二つの歌詞が頭に浮かんだ。一つは「埠頭を渡る風」の「もうそれ以上やさしくなんてしなくていい、いつでも強がる姿、好きだから」。もう一つは「ふってあげる」から「もっとしおらしい娘が似合うのにどうして私を好きになったの」。どちらもユーミンの曲。

枝雀ユーミン(いずれもサイト内)。日本の話芸(リストア版)落語「貧乏神」桂枝雀▽おとなのEテレタイムマシン選(NHK Eテレ、7/30 22:45、1995/5/19初回放送)

桂ざこばさん死去

手元にある音源を見てみた。米朝一門では、米朝や、枝雀、吉朝らの音源に比べると少ないとは言え、朝丸、ざこば両時代合わせるとそこそこの数にはなる。

その中に、まだ聴いたことがない音源があった。「文七元結」。え、これは東京の演目のはずだが、と前振りの解説を聞いてみた。すると、桂ざこば宛てにリメイクされたものとのことだった。2014年7月3日収録。追悼で、このざこば落語を聴いてみよう。

代書屋(サイト内)。桂ざこばさん死去 76歳 上方落語を代表する落語家(6/12)、桂ざこば「文七元結」▽上方落語を楽しむ(NHKラジオ第1、2018年12月22日1時台)

代書屋

先日読んだ井上荒野著「煮こごり」は、彼氏がトラに噛み殺されることから話が始まる。トラと言えば、中島敦の「山月記」、そして落語の「代書屋」。その落語の音源を引っ張り出して聴いてみた。

晩、山の中歩いてて虎にくわれて死んだです。きれいに片付けた。

渡航証明書の代書を頼みに来た朝鮮人がそう言う。この部分を含め、話の後半は、桂米朝の音源でしか聞いたことがない。他の噺家(の口演)は、おれが聴いたことがあるものに限っては、前半で終わってしまう。米朝は、冒頭で「師匠の33回忌」と言う。1983(昭和58)年、四代目桂米團治三十三回忌追善公演での録音のようだ。YouTube にもある。

手元にある音源、各々の時間を計ってみた。一人目の客がこんにちはと来店するところからおしまいまで。まず、その米朝の83年口演は、28分で後半も含む原形。以下は、いずれも前半のみ。長い順。桂雀々22分、師匠ゆずりの例の「ポンでーす」でだいぶ引っ張る。その師匠、枝雀は21分、これはポンが登場しないバージョン。桂春団治14分、十八番、オーソドックス版。金原亭馬治11分、桂小南8分、柳家権太楼8分、東京落語の面々は短め。

https://ja.wikipedia.org/wiki/代書
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug343.htm
桂米朝「代書」※完演版

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