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キーワード「謙虚」の検索結果は以下のとおりです。

落穂拾い、25年1月

年の初めに当たってDropboxの中を整理。ここに載せようと思いながらも書き掛けになったままのファイルを片付けた。23年3月~24年12月。タイトル(候補)は以下。

管楽版ドン・ジョバンニ、チューバ協奏曲 RVW、大貫妙子作品集、フランス組曲▽プーランク、ドボルザークPf五重奏曲、Re:ドビュッシー「海」、スズランの毒、プラジャーク四重奏団、Winterreise D911、Rondo K511 Uchida、やきものハンドブック

本音と建前 就職活動、EVに出遅れた日本車、台湾総統選、日本車は謙虚に学べ、台風6号再接近、Etienne Ozi、LinuxでLINE、わたしは不思議の環、Hoeckel Almenraeder、経済の長期停滞と少子高齢化、AIその後、国産ワクチン、Z世代とは、名寸隅

antiX23、陶土リスト、XHコネクタ、ArchLinuxでBluetooth、第18作スピーカー箱、スマホ変更2年、ここtwpは25周年、野蛮な来訪者、露朝の軍事協力、E200HAでLinux、好機を逃した首相、コンサル会社の倒産、政治資金規正法の不備、安倍派4閣僚交代

年始に視聴きした番組、オーケストラル・ヒット、栗山英樹×柳井正、紺野陽吉の音楽、北朝鮮極秘ミサイル開発、21世紀の開国、角幡唯介×門脇麦、超える'24、中二病、管楽器アンサンブル▽ベストオブクラシック、恋の歌▽万葉集、朝陽の中で微笑んで

凶悪犯罪増加という誤解、FreeAudioEditor、名曲ヒットパレード、蝉しぐれ、来た時よりも美しく、線彫りY、NewBalance880、異郷訪問譚、ヨーロッパ夏の音楽祭、SBI新生コネクト申し込み、大学教育、お世話になった恩師、米大統領選の行方、本場で学ぶ

死との約束、兵庫県知事の疑惑、台風14号、アクセス数、現役世代とは、ドイツ急進右派の伸長、石破茂氏・リーダーの本棚、副大統領候補TV討論、管楽器の名手たち、マイナ保険証はなぜ必要か、架空実況放送「松の廊下」、花生酥、金銭的な刺激を与える政策

落穂拾い(サイト内)

ライジング若冲

先生、まだまだ至らん私に教えてください。

伊藤若冲(中村七之助)が言う。それに対して、寿命を迎えようとしている売茶翁(石橋蓮司)は、「私に教えることなどない。只々感じ入るばかりや」と応える。

NHKの時代劇「ライジング若冲-天才かく覚醒せり」から。

もはや水準を越えている者が、「まだまだ至らん私に教えてください」と言う。心の叫びを聞くようでこちらの心も揺さぶられた。芸の道は長く厳しい。その深淵に臨み、美の本質を探究する。一流の者が超一流を追い求める。

それに、ここに謙虚の一つの形があるように思った。自分の能力に驕ることなく師や芸に接している。どこまで達しており、出来ないことは何なのか、まだ見えないものがある、と自身の能力を正当に評価した上で、さらに高みを目指す。己をしっかりと見据え、自信を持っていないと謙虚にはなれない。へりくだれば良いというものではない。

例えば、自分は素人ですと何度も言う人がある。その筋で長い経歴があり、そこそこ事情に通じているのに、素人、つまり今始めたばかり、ゼロ、そんなはずない。謙遜しているだけなのかもしれないし、予防線を張っているのかもしれないけれど、同じ言葉を繰り返されると嫌味でしかない。同じ領域にいる人たちは不快に感じるだろう。

潔く「まだまだ至らん私に教えてください」と言えるようになりたいものだ。

謙虚(サイト内)。時代劇「ライジング若冲 天才かく覚醒せり」完全版【作・演出】源孝志(NHK総合、11/2 15:05、初回放送2021/1/2)

大谷選手50-50

原則的に個別の取材を受けない大谷選手のコメントは横並び。データやビジュアル、関係者らのコメントで差別化を図ることに苦心したことが読み取れる

webの記事(9/22)にそんな記載があった。スポーツ紙の、日刊スポーツや、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、デイリースポーツ、東京中日スポーツなどを読み比べてみても、他紙を圧倒するような記事は見当たらず、「大谷報道の現状と課題が垣間見えた」とある。

在京六紙の社説はどうだろうか。50-50達成を六紙が書けば読み比べてみようと思った。のだが、なかなか出揃わない。毎東読産経の5紙は、9/21・22に出た。もう一紙の朝日は書かないんだなと諦めかけていたところ、昨日(10/5)ようやく掲載された。

ざっと見てみた。気負ってる。なにせ社説だ。社としての主張だ。大谷スゴいでは済ませられない。教訓はこれだ、と示す。上から目線。パターンは二つ。

若い人の可能性を引き出そう。「大谷選手の活躍は、日本の次世代の育成を考えるうえでのヒントにもなろう」(経9/22)、「人は誰でも大小の可能性を有している。組織や指導者はその芽を摘み取る側に回っていないか。スポーツの世界にとどまらず、全ての人がわが身を省みる機会としたい」(産9/21)、「何より限界をきめつけないことが大事だろう。指導者が改めて考え、学ぶことは多い」(朝10/5)

驕らない謙虚な姿勢を見倣おう。大谷選手にとって「最も重要なのはチームの勝利」「そのために厳しいトレーニングを積み、入念に準備をする。本塁打や盗塁も、それ自体が目標ではなく、試合に勝つために、全力を尽くした結果」(読9/21)、「最高峰の舞台に君臨しつつ、なお野球少年であり続けていることがファンを引きつける」(東9/21)

残る一紙は教訓めいたことは書かない。「野球の可能性また広げた」「熱いプレーでまだまだファンを楽しませてほしい」(毎9/22)。こんな社説もある。

さて、9/30週の六紙社説は、そのほかに、レバノン空爆、中東の戦火拡大、EV電池への投資、新幹線60年、石破氏が早期解散表明、石破新内閣発足、石破首相所信表明演説、東大学費値上げ、コロナ定期接種、米大統領選最終盤などを話題にした。

六紙社説、クルーグマンの国際経済学(いずれもサイト内)。大谷翔平「50―50」、史上初の快挙に新聞各紙は苦心…大谷の取材対応は横並び、「裏話」にも驚く様なエピソードなし(9/22)

自民新総裁に石破氏

自民党新総裁に石破茂氏が選出された。以前ここで、党内で非主流派の元幹事長に「お鉢が回るのでは」と書いた。そして、そうなれば良いのだが、と思ったりもした。

在京六紙は、28日、総裁選の締め括りとして、一斉に、総花的な社説を掲載した。

石破氏は「他候補との間の相対的な評価」で選ばれた(朝日)とか、「国民の信頼を失った岸田文雄首相に代わる党の顔を選んだに過ぎ」ない(東京)とか、冷やかな意見は散見される。が、以下には、好意的(っぽい)コメントを各紙社説から拾って並べてみた。

「自由闊達、公正、謙虚。いずれも安倍1強と言われた体制下で失われた」「その弊害を改めるのは、党内野党的立場にあった石破氏が果たすべき役割といえる」(朝日)

「総裁選後の記者会見で、自民党はルールを守り、公平公正で常に謙虚な政党でなければならない、と述べたのも、従来の党運営を暗に批判したものとみられる」(読売)

「石破氏は裏金議員を選挙で公認しない可能性に言及した」「十分に説明しない裏金議員は非公認とすることも含め、候補者を厳正に選定するよう求める」(東京)

高市氏は、「裏金事件の震源地で最大派閥だった安倍派」に支持された。「非主流派だった石破氏の勝利は、菅義偉、岸田文雄両政権に継承された安倍路線からの転換を印象付けるものだ」(毎日)

「石破氏は金融所得課税の強化にも言及」「税の公平性をどう保つべきかは重要な問題提起といえる」(日経)

「保守の精神踏まえ前進を」。「外交安保政策の継承が重要」「国家と国民を守り抜く外交安全保障は政治リーダーにとって最も重要な責務だ」(産経)

石破総裁(首相)はどんな政治手腕を見せてくれるだろうか。

さて、9/23週の六紙社説は、そのほかに、能登の大雨被害、党首選の論点、知床沖事故で社長逮捕、大の里が新大関に、立憲民主新代表に野田氏、日米豪印クアッド会談、ロシア軍機の領空侵犯、日本人男児刺殺、兵庫知事失職し出直し選に、袴田さん再審無罪、御嶽山噴火10年、USスチール買収などを話題にした。

六紙社説、米国が好むキシダの次(いずれもサイト内)。【詳しく】自民新総裁に石破茂氏 高市氏を抑え選出(9/28)

R.シュトラウスと山下達郎

  • 2024/08/09 06:17
  • カテゴリー:音楽

ジャニーズ問題に関連して、友人とやり取りする中で以下のようなことを書いた。

ドイツに、リヒャルト・シュトラウスという作曲家がいた。有名な作品は、例えば「ツァラトゥストラはかく語りき」、映画「2001年宇宙の旅」の冒頭のあれ。そのほかにも色々と書いており、現代のオーケストラにとって重要なレパートリーになっている。

が、この人、戦時中はナチスに協力した音楽家として知られている。そんじょそこらの犯罪者どころではない。大量殺戮を指示したあのヒトラーらと仲良くしていたのだ。

二次大戦後は、当然、干された。少しは謙虚に殊勝にしていたかと思いきや、元々傲岸不遜な性格は改まることはなく、自身の作品は、演りたければ演ればいい、聞きたければ聞けば良い、と、人を見下した横柄な姿勢は死ぬまで続いたらしい。

今、リヒャルト・シュトラウスの作品を、ナチスと結び付けて、忌避する傾向は感じられない。芸術的な価値が認められているからだろう。山下達郎の場合はどうだろう。誰を擁護したか、どんな発言をしたか、そんなこととは関係なく、果たして彼の作品は、将来、末永く聴かれることになるだろうか。

ジャニーズ性的虐待問題山下達郎の音楽十選Re: 二重小協奏曲ヘ長調(いずれもサイト内)

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