mcwm、E200HA
- 2025/07/03 05:53
- カテゴリー:PC・ツール・サイト
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キーワード「Linux」の検索結果は以下のとおりです。
E200HAにArchを、その17
先週末、パッケージのアップデートを行ったところ途中で止まってしまった。この時、更新対象だった、linux-firmwareが引っかかってるようだった。
調べてみると、手動での対処が必要とのことだったので、一旦、旧いlinux-firmwareを削除して入れ直し。これでパッケージのアップデートを完結させることができた。
$ sudo pacman -Rdd linux-firmware
$ sudo pacman -Syu linux-firmware
linux-firmwareというのは必要なのだろうか。以前そう考えて、別機(G550、Lenovo)のそれを削除してみた。特に支障なし。今、E200HAではどうだろう。今回、firmwareは各社別に分けられた(split our firmware into several vendor-focused packages)ことでもあるので要不要を検討しようと思う。
# E200HAにArchを(サイト内)。linux-firmware >= 20250613.12fe085f-5 upgrade requires manual intervention(6/21)
E200HAにArchを、その16
タスクバーのtint2を少し検討したことを思い出した。Linuxを触り始めた頃だ。とっつきにくい感じがしたのだが、確か、system tray(notification area)を表示できた。
あのタイプなら、conky、dzen2、trayer、この3つでやっていることを一つで実現可能かもしれない、類似の良いものはないだろうかと、ArchWikiの「アプリケーション一覧/その他」に並ぶいくつかを検討する内に、polybarに行き当たった。
結果は上々。すっきりpolybarだけで所望の情報を表示できる。
最初から付いている設定例、その名もexample、が、なかなか良くできている。これを下敷きにして手を加えて行った。何(module)をどの順番に並べるかを指定し、各moduleの内容を書く。今現在並べているmoduleは以下、
modules-left = menu-apps systray date cpu memory filesystem wlan dropbox battery yay pulseaudio v_mute v_down v_up
左から順に、メニュー(ランチャー)、system tray、日時、CPU・メモリー・ディスクの占有%、WiFiの信号強度、Dropbox接続状況、電池残量、直近のパッケージ更新日、音量とそれのミュート・下げ・上げのボタン。
各moduleの内容ををどう書くかは、GitHubにあるpolybarの解説で何とか判る(正直判り難い)。検索すればweb上に事例も見付けることもできる。
そうそう、当初、バックグラウンドで実行されず、一つのアプリとして動くという、あまりよろしくない問題があった。これは、設定(~/.config/polybar/config.ini)で次の一行を有効にすれば解消できた。
override-redirect = true
# E200HAにArchを(サイト内)。タスクバー|ArchWiki、polybar|GitHub
Polyabar battery module don't show prefix
Has anyone managed to get the menu module working?
E200HAにArchを、その15
conky、dzen、この2つで、画面最上段の一行(panel、bar)に必要な情報を表示していることを以前書いた(その11)。最近、直近のパッケージ更新日も追加した(その13)。
できれば、もう一つ、表示したい。それは、日本語入力の状態。例えば、英数字の直接入力の時は「jp」、日本語入力に切り替えるとオレンジの地に「あ」の白抜き文字、そういうアイコンがツールバーに出る、あれだ。
別にアイコンじゃなくても、文字情報、日本語onとかoffとか、で良い、と調べて回ったけれど、conky、dzen、この組み合わせで類似の表示を実現している例を見付けることはできなかった。たぶん無理なのだろう。
あのアイコンは、system tray(systray)もしくはnotification areaと呼ばれる領域に表示されている。そうであれば、それを表示するツールをインストールすれば良い。
$ yay -Ss systray
と、リポジトリを検索。それっぽいツールがヒットする内、サイズの小さいtrayerを選ぶことにした。他の候補にはstalonetrayなどある。
dropbox start -i &
LANG=en conky | dzen2 -h 18 -bg gainsboro -fg dimgray &
trayer --edge bottom --align left --widthtype pixel --width 48 --height 24 --tint 0x000000 --transparent true --alpha 0 &
exec monsterwm
のように、.xinitrcに、trayerの一行を加えて、無事に日本語入力(fcitx5-mozc)のアイコンは表示されるようになった。長ったらしいオプションの意味は以下。
--edge bottom --align left、画面の左下隅に
--widthtype pixel --width 48 --height 24、幅48・高さ24ピクセルで
--tint 0x000000 --transparent true --alpha 0 &、背景は黒で、
なお、このtrayerを立ち上げると、日本語入力のアイコンだけでなく、Dropboxのそれも現れた。がしかし数日経つ内に後者は表示されなくなってしまった。
# E200HAにArchを(サイト内)。System tray|ArchWiki
E200HAにArchを、その14
インターネットの時刻と自動でシンクロするように設定していないので、時々手動で時刻調整しなければならない。
この2か月ほどで2分進んだ。1か月に1分。分単位でずれると気持ち良くないので毎月調整するのが良いだろう。
別機(G550、Lenovo)では、Arch Linuxの隣のパーティションにantiXをインストールしているので、そちらのメニューにある機能で時刻調整する。今回のE200HAはArchしか入れていない。同じようにはできない。
そこで、ntpdateをAURからインストールした。以下のコマンドによりNTPサーバから正確な時刻を取得できる。
$ sudo ntpdate ntp.nict.jp
そして、ハードウェアクロックも同期させる。これらを月に一度は実施しよう。
$ sudo hwclock -w
ところで、ウィンドウマネージャー(wm)は、依然、monsterwmを使っている。結局タイル型が性に合わず、専らスタック(フロート)で動かしている。画面が小さいことも一因だろうけれど、M$-WindowsやMacintoshの伝統的なスタック型が体に染みついてしまっているのだ。ならば、わざわざタイル型wmにしておく必要はない。スタック型の良さそうなwmを探そうか、と思ったりもする。icewmに戻すのが無難かもしれない。
# E200HAにArchを(サイト内)
Arch Linux - 定期的に行うこと
3分理解!時間のずれを直せるLinuxのシステムクロックの使い方
公開NTP - 日本標準時(JST)グループ - NICT