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黒田辰秋 ものづくり問答

今は芸術家ではなくて、芸術病に罹ってる者が多い。芸術家は人類を導き、人類の末迄も心配するだけの心ではならぬ。それを痛感せねば芸術家にはなれない。

美術評論家の青木正弘さんが、人間国宝・黒田辰秋(1904-1982年)の言葉を書き留めていた。若い頃に黒田の工房でアルバイトをしていたのだとか。

先日のEテレ「日曜美術館」(2/16)から。同僚にすすめられて、NHKプラスで観た。

学生時代に倉敷の市民オケで吹いていたこともあって、大原美術館とお隣の喫茶「エルグレコ」には何度か足を運んだ。その喫茶店では、どっしりとした椅子に座り、これはいいなぁと思ったものだ。それは、黒田辰秋作のテーブルセットを作者の了解を得て複製されたものだった。30年以上経ってからそのことを知った。当時はそんなことに興味もないし黒田の名も知らなかった。

京都国立近代美術館で黒田辰秋展が開かれている。3/2まで。その後は豊田市美術館で。

喫茶エル・グレコ(サイト内)。日曜美術館「黒田辰秋 ものづくり問答 森と海と人をめぐって」(NHK-Eテレ、2/16 21時)、「更覺良工心獨苦」

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