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仲代達矢追悼番組

ETV特集「仲代達矢が歩んだ役者道」(3/7)を観た。
 
総合テレビではなくEテレのETV特集で、75分の拡大枠、そして【語り】三宅民夫、もうこれだけで、NHKが何かを言わんとしていることが感じられる。
 
実際に観てみると、このドキュメンタリーは、追悼のための単なる伝記に留まらず、拡大枠という器を用意してまで伝えなければならないほどに、強いメッセージを放っていた。
 
・老いのロールモデルを再定義する
・プロフェッショナリズムへのレクイエム
・死を、敗北ではなく、未完として描く
・反戦という社会的使命の継承

この4行を【要約】とするコラムをnoteに書いた。仲代達矢追悼番組が発する我々への異色のエール|note。そして、NHKへ投書を送った。「
 
仲代達矢さんの追悼番組、感銘を受けました。60代の私にとって本作は、単なる名優の伝記ではなく、人生後半戦への「異色のエール」でした。
穏やかな老後という世間の脚本を拒絶し、次の舞台を準備しながら途上で果てる。その凄絶なまでの現役への執念に、死ぬまで自分という役を演じきる覚悟を学びました。美談に終始せず、一人の表現者の狂気と孤独、そして身体に刻まれた戦争の記憶を真っ正面から描き出した演出に、公共放送としての強い矜持を感じます。
定年や引退を人生のまとめと考えがちな現代において、仲代さんの前のめりな生き様を提示したことは、多くのシニア世代に、死ぬまで未完でいい、攻め続けろ、という強烈な刺激を与えたはずです。これほどの熱量で稀代の役者の魂を記録し、私たちに届けてくれた制作陣に深く感謝いたします。私自身のファイティングポーズを問い直す勇気を頂きました。」
 
この番組、あとまだ数日、NHKプラスで観ることができる。
 
仲代達矢さん死去(サイト内)。ETV特集「仲代達矢が歩んだ役者道」(NHK-Eテレ、3/7 23:00-24:15)

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