絹石鹸
- 2026/03/20 05:05
- カテゴリー:沖縄・暮らし
石鹸を置いているところに、他とは様子が違う一箱があった。先日、実家へ帰った折に隣家からいただいた、と家人が言う。
絹石鹸 SILK FACIAL SOAPとある。隅っこに小さく鐘淵化学と記されている。所在地は、大阪市北区中之島3-3。
鐘淵化学、今の社名はカネカ。商号変更は2004年だったので、この石鹸、少なくとも22年前のものだ。いや待てよ、パッケージの古びた感じはそんなもんじゃない。そう言えば、この会社は、ずっと前に石鹸事業を手放したはず。
調べてみると、1971(昭和46)年10月に、「石鹸事業を鐘紡に譲渡」している。カネカはカネボウ(鐘紡、鐘ヶ淵紡績)の化学部門が分離してできた会社だから、元に戻した形だ。
そうすると、これは、半世紀前につくられた石鹸ということになる。お隣の家には随分と古いものが残っていた。石鹸(脂肪酸ナトリウム)の化学的な安定性はどうだろうか。今でも使えるだろうか。試してみよう。
# 沿革|カネカ、鐘淵化学工業(株)『化学を超えて』(1990.10)|渋沢社史データベース