モティベーション論
- 2020/06/06 06:33
- カテゴリー:読み物
ひとは、済んでしまった課題よりも、まだ未達成のままに終わっている課題の方を、よりよく思い出すものだ(略)。実は、課題が未達だということを最も明確に意識させてくれるのが、ほかならぬ目標ではないだろうか。
前半はクルト・レヴィンのツァイガルニク効果。金井壽宏著「働くみんなのモティベーション論 (日経ビジネス人文庫、16年)から(p330)。本書、モティベーションの「主要な理論は紹介」(p78)していると書いている割には、給与(昇給)とポジション(昇格)について真正面から議論しておらず拍子抜けした。
著者の名を最初に聞いたのは、1990年のことだった。神戸大学経営学部の先生で「組織論で注目あびる」とメモしている。ある方の話の中に登場した。
# Kurt Lewin(1890-1947)、「一橋大学の沼上幹氏」(p363)マズローの欲求五段階説、経営学で扱えるのは承認欲求まで