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2024年06月の記事は以下のとおりです。

らじれこ 1.9.30.0

「聴き逃し」「NHKゴガク」の番組情報が更新されない問題に対応しました

らじれこの最新バージョン 1.9.30.0、主な変更点はそう記されている。NHKラジオの番組をダウンロード(DL)しようと思ったら上手く行かない。らじれこをアップデートした後は正常に機能した。

まずDLしたのは、「万葉びと、その生と死と」第10回。この回は、山上憶良の「男子古日挽歌」だった。巻5-904番の長歌。このシリーズでは、第7回に憶良が登場し、第8回「沈痾自哀文」、第9回「貧窮問答歌」、そして今回の古日挽歌。さらに次回第11回は「熊凝哀悼歌」が予告されている。憶良が続く。

石見相聞歌山上憶良PCでラジオ、らじれこ(いずれもサイト内)。万葉びと、その生と死と(10)子を悼む心▽こころをよむ(NHKラジオ第2、6/9 6:45)【出演】國學院大學文学部教授(特別専任)…上野誠、らじれこ|どがらじ

[ 朝刊休刊日 ]

認証不正なぜ繰り返される

車の安全性や環境性能を担保する国の認証試験を巡る不正行為、これは、三菱自動車や、ダイハツなど、今一つのメーカーが苦し紛れにやってしまう、そんな印象を受けていたが、ホンダや業界の盟主トヨタもやらかしていた。ちょっと驚いた。

社説のタイトル「自動車認証不正 『トヨタまで』の深刻さ」(東6/5)がそんな気持ちを代弁してくれている。

その他、在京六紙の社説では、「法令逸脱 謙虚に反省を」(朝6/5)、「品質の信頼貶める行為だ」(産6/5)、「過信」(経6/5)、「おごり」(毎6/6)、と、自動車業界に対する厳しい声がそのタイトルに並ぶ。

一紙は、「法令軽視はなぜ繰り返される」(読6/5)と問うた。「認証不正は、三菱自動車で8年前に発覚して以降、絶えない」「認証試験の基準はなぜ守られないのか。政府と自動車業界は背景を解明するべきだ」と。

「認証制度のあり方に時代遅れな面がある」(経6/5)との指摘もある。

どうやらこの業界には、解明すべき、構造的な問題があるようだ。

さて、6/3週の六紙社説は、そのほかに、アジア安保会議、日韓防衛交流再開、機能性表示食品、天安門事件35年、インド与党勝利、政治資金規正法改正案衆院通過、鹿児島県警不正隠蔽疑惑、人口急減などを話題にした。

六紙社説、変革を問われる日本車(いずれもサイト内)

錦繍

  • 2024/06/08 05:52
  • カテゴリー:読み物

女中は御飯をよそってくれ、しばらく黙っていましたが、やがて、毎年あの日が来ると、床の間に花を飾ることにしているのだと言いました。

宮本輝著「錦繍」(新潮文庫、1985年)から(p182)。

時々この本を読みたくなって引っ張り出して来る、「毎年」というほどの頻度ではないのだけれど。先日また読んだ。その折、友人宛てメール、正確にはLINE、にこう書いた。

「錦繍、読んだよ。亜紀と令子、女性二人の健気さ、いじらしさ、たくましさに、うるっとしてしまった。何度読んでもそうなる。それに、一番気になるのは、ぱあっと花が咲いたみたいな、きれいな人(p183)、由加子のこと。これも毎度そう。モーツアルトの話がうっとおしいし、生きるとか死ぬとか説教くさいところが鼻につくけれど、男の気持ち、女の気持ちが感じられるこの物語が好き」。

愛読書十選 (1)(サイト内)

かめれおん日記

  • 2024/06/07 05:47
  • カテゴリー:読み物

落胆しないために初めから欲望を持たず、成功しないであろうとの予見から、てんで努力をしようとせず、辱めを受けたり気まずい思いをしたくないために人中へ出まいとし、自分が頼まれた場合の困惑を誇大して類推しては、自分から他人にものを依頼することが全然できなくなってしまった。

ちくま日本文学全集「中島敦」(筑摩書房、1992年)に所収の「かめれおん日記」(昭和十七年十一月)から(p339)。

失敗しても自尊心が傷つかないように事前に失敗の種子を蒔いておく。これを、ビジネス書的なジャーゴンで、セルフ・ハンディキャッピングと言う。

Re: 愛読書十選「権力」を握る人の法則(いずれもサイト内)

生徒は遠くから通う

  • 2024/06/06 05:53
  • カテゴリー:音楽

最初は大阪から来る人でも遠い所をご苦労さんと思った。ところが、伊丹、箕面は近い方で、近江八幡、長浜、福井、岡山、最近では広島から通って来る始末。もう遠いからとか忙しいからとかいうセリフは聞かないことにしました。

師が書いた文章にそんな一文がある。皆がレッスンを受けたのは京都の亀岡。私は岡山から通った。1983年のその文章は練習について書かれている。その翌年だったか、練習が満足に続けられなくなった私は破門になったのだった。あれから、もう40年経つ。

友人が開く教室に、生徒さんは遠くから通って来る。先日そんな話を聞いて、遠い昔のことを思い出した。習い事のジャンルはまったく違うのだけれど。

ファゴット先に手で考えよ時の流れに身をまかせ(いずれもサイト内)

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