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英国スキャンダル

This drama is based on real events and individuals. Some scenes have been fictionalised and adapted for dramatic purposes.
 
このドラマは実話や実在の人物に基づいている。一部のシーンは演出のために脚色されている。ドラマ「英国スキャンダル 王室を揺るがしたインタビュー」では、冒頭に、そういう但し書きが出る。第1回「掘り起こされた醜聞」(1/11)と、第2回「中止か決行か」(1/18)を観た。全3回。
 
その「実話」とはいったいどういったことだったのか。英国の王室で不祥事があったことは何となく知ってはいたけれど、詳細に触れるこのドラマを観て、ちょっと驚いた。以下の経緯があり、「実在の人物」アンドリュー王子は王室から放り出され民間人になったとか。
 
2001年、アンドリュー王子が未成年の女性と親しげにしている写真が撮影される。
2011年、英国の新聞社がその写真を入手。その女性が王子から性被害を受けたと主張。
2019年、本件を釈明する王子の独占インタビューをBBCが放送。王子は公務引退。
2022年、被害者との示談成立。エリザベス女王は王子から名誉軍事称号を剥奪。
2024年、このドラマが制作された。
2025年10月、チャールズ国王は、王子の称号使用停止や住居立ち退きを求めた。
 
ドラマでは、第2回で、BBCがインタビュー番組の放送を終えたところまで話が進んだ。さあて次回(1/25)は最終回。どういう展開になるのだろうか。
 
ところで、NHKは最初は衛星で放送し、今月また地上波の総合テレビで、この「性犯罪疑惑の権力者にメディアはどう向き合ったのか」を描くドラマを再放送している。例のジャニー喜多川氏の性的虐待については、NHKを含む国内大手メディアは、忖度や、芸能ゴシップ軽視から、沈黙を続け、被害を拡大させた。この番組選定は、NHKなりの反省の、一つの表れなのかもしれない。
 
そういえば、NHKら大手メディアの忖度が暴かれたのも、BBCの(別の)ドキュメンタリー番組がきっかけになった。BBCは、独立性を保ち、権力やその取り巻きを監視する。民主主義国家における理想的なメディアの姿がそこにある。NHKは、果たして、それに少しでも近付くことができるだろうか。
 

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