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開高健からの手紙

自分の心以上に危機をはらむものはないですね。人間の心っていうのは、いつ、何を企むかわからない。自分の心という問題が最大の危機でしょうな、人間にとっては。
 
作家、開高健が、判るようで判らない不思議なことを言う。キャプションには1982年とあった。ドキュメント20min.「戦争の魅惑 開高健からの手紙」(NHK総合、1/19 0時)から。
 
開高が家族や知人などに宛てた手紙がいくつか紹介されていた。従軍取材先のベトナムからの手紙に、平和のための戦争とは? 自由になるための死とは? と問いが記されていた。
 
開高健の作品で、最初に読んだのは「夏の闇」だった。1980年、高3の年に、親しい友人にすすめられて手に取った。以来、学生時代のあいだに割と集中して何冊か読んだ。
 
選挙が近付き、安全保障のことが活発に議論されている今、また開高健を読んでみてもいいかもしれないと思う。
 
ベトナム戦記愛読書十選 (2)(いずれもサイト内)。開高健(1930-1989)

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