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2025年04月の記事は以下のとおりです。

zzzfmなど、E200HA

E200HAにArchを、その6

何年か前にArch LinuxをインストールしたLenovo G550では、主要なアプリケーション群は、icewm、lxterminal、thunar、nano、geany、そして、Google-chromeに落ち着いていた。今回E200HAでも、当初は同じ構成にしたけれど、あらためて一つ一つ見直しを行っている。より速く、より軽く、を求めて。

zzzfm。thunarの代替。他に、x file explorer(xfe)、midnight commander(mc)などを検討した。xfeは不安定になることがある。mcは敷居が高い、nnnも。

leafpad。ファイルをzzzfmから開く。素早い。ヴューア的にも良好。geanyは削除。

nano。これは維持。キーバインド変更の融通性では、vs codeなどが対抗馬。

sakura。lxterminalの代わり。roxterm、xterm、urxvt、stなども検討した。nanoなどでインライン入力ができるようにするために一工夫が要るものがあった。

thorium-browser。「The fastest browser on Earth」。NHKプラスの視聴も問題なし。

icewm。代替探し継続。使い勝手を大きく左右するので、icewmのままの可能性あり。

E200HAにArchを再チャレンジ、Arch Linux(いずれもサイト内)

何とかマイシンとは

きのう同僚と話していて、どういう流れでか、日本の死亡原因が話題になった。現在、ガンや、心疾患で亡くなる人が多いけれど、昔、ある頃までは、結核が最多だった。今それは激減。さらに以下のような問答が続いた。

「結核が減ったのはなぜですか」「一つには特効薬のストレプトマイシンが出たから」

「それ、聞いたことがあります。他にも、何とかマイシンという薬が沢山あるような気がしますが、なぜですか」「元々、名前にマイセスと付く微生物がつくる物質だったので」

「ええと、微生物がつくるとはいったいどういうことですか」「微生物は、自分の種類が生き延びるために、他の種類に対して毒を吐く。それを上手く生産、抽出して医薬に応用したというわけ」

「もう少し詳しく」「人の感染症はバイ菌という微生物が侵入することで起きる。結核は結核菌というバクテリアが原因。別の微生物が、そのバイ菌を殺す物質をつくっている可能性があるので、それを見付けて医薬品として用意しておくということ。こういうのを抗生物質と呼ぶ」

「へえそうなんですね」「自然界では他者への攻撃は珍しくない。動物は、咬みつく、掴みかかる。微生物は、ある種の化学物質、つまり毒、を吐く。植物もそう。昆虫に食われないように、葉や花に、毒を備えていたりする。例えば、タバコのニコチンや、除虫菊のピレスリン。それらを基に殺虫剤などが開発された」

そんな話になった。

最も危険な毒を含む食べ物(サイト内)。日本人の「死因」、認知症が首位に 慶大など30年分解析

べらぼう(16)

いいできになったじゃん。恩が恩を呼ぶ、めでてぇいい噺だよ。ともに考えててくれた人もきっと喜んでくれると思うよ。

と、戯作者、道蛇楼麻阿(尾美としのり)が言う。ははぁんと思った。蔦重(横浜流星)そして姿をくらました瀬川(小芝風花)、二人が一緒に考えた物語が本になるのだと。

引用は、NHKの大河ドラマ「べらぼう」第16回「さらば源内、見立は蓬莱」から。

その新作の題は「伊達模様見立蓬莱」。これで検索すると、やはりそうだった。番組の時代考証を担当した方がYahooに書いている。助けた亀が恩返しに花魁を身請けする云々という噺らしい。前々回、二人は一つ布団の中で亀の恩返しのことを語り合った。

この「伊達模様見立蓬莱」については、鈴木俊幸教授(中央大学)も語っていた。注目すべき点は、蔦重が初めて手掛ける黄表紙(挿絵付き小説)だったこと。安永9年正月、黄表紙など新作10冊を一挙に刊行する。見立蓬莱はそのシリーズの一冊。

それと、その巻末には、シリーズの広告を掲載。芝居の幕が開くと、桜の木の枝に短冊がぶら下がっている、そんな絵になっている。短冊各々には新作の題が記入されている趣向。例えば、威氣千代牟物語、うそ八百萬八傳、龍都四国噂などなど。

鈴木教授は、絵に描かれている、幕引きの男に関心を寄せる。背中に紋が見える。富士山形に喜ぶという文字、これ、当時の蔦屋重三郎のマーク。広告に自身を登場させ、「自分の黄表紙商売の幕開けを表現している」。なかなかのセンスだ、と。

番組の途中、蔦重は「伊達模様見立蓬莱」の挿絵を、北尾重政(橋本淳)に頼んでいた。そして、最後に実際に刷り上がった広告ページを蔦重は満足そうに眺める。のだが、そのすぐ直前に、蔦重が口上を述べ、芝居の幕が開くシーンがあった(44分頃)。それは彼の夢想なのだろう。

べらぼう(サイト内)。ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」(16)さらば源内、見立は蓬莱(NHK総合、4/20 20時)、【今日の蔦屋重三郎】蔦重と瀬川が夢見た「伊達模様見立蓬莱」とは~大河「べらぼう」の時代考証者が語る、日曜カルチャー「蔦屋重三郎のまなざし」第2回(NHKラジオ第2、4/13 20時)【出演】中央大学教授…鈴木俊幸

孤立死2万人超

内閣府の有識者作業部会は「死後8日以上」で発見された1人暮らしの人を孤立死と位置付け、警察庁のデータを用いて昨年、全国で2万1856人と推計した。

死後8日以上、へえ、そういう定義があるんだな。昨年の孤立死2万人超。対象を死後4日以上に広げると3万人を超えるのだとか。

東京新聞の社説「孤立死2万人超 地域の力集めて支援を」(4/24)から。

記事にグラフが添えられている。「孤立死の性別・年齢階級別の内訳」。男性が多くを占めているという事実にまず驚いた。一人でひっそり亡くなる人、その「約8割」は男性。

それと、年齢別の内訳に注目すると、70歳台に孤立死のピークがあることが判る。現在、日本の死亡者数は、確か、80歳代後半がピーク。このずれをどう考えれば良いだろうか。

昨年今年と言えば、団塊世代(1947-49年生まれ)全員が75歳以上になった。人口動態の中で、大きなボリュームの世代が、今、70歳代半ばを通過中。良きにつけ悪しきにつけ流行りをリードして来た人たちだ。孤立死が増えていることとも無縁ではあるまい。

あと10年もすれば、孤立死と日本全体の死亡者、その二つピークは、おそらく、重なって来るのだろう。

さて、4/21週、在京六紙の社説は、そのほかに、旧安倍派の裏金問題で世耕氏証言、介護人材の確保、ローマ教皇死去、党首討論、福知山線脱線事故20年、ガソリン補助、首相アジア訪問、ウクライナ和平案、日米財務相会談、消費税減税、などを話題に採り上げた。

六紙社説(サイト内)。人口動態調査|厚生労働省、「団塊の世代」が75歳以上に“2025年問題”とは

クリス智子、あの人の本棚

続いての本棚は、1階から2階へ続く階段の踊り場。

今回の方は、自宅のあちこちに本を置いている。「心おどる あの人の本棚」(4)「クリス智子(ラジオパーソナリティー)」(4/22)から。

踊り場の書棚を憧憬する気持ちが今でもある。

沖縄へ引っ越す前に、ほとんどの本を処分した。CDも。両方とも、数千の数だった。専門の業者に引き取ってもらった。大した金額にはならなかった。大量の洋服も、慈善団体にもらってもらうか、捨てるかした。それと、楽器を一台手放した。これは購入した時の額よりも、随分、高く売れた。それがあったので、その折の断捨離は、ものを減らしてすっきりするだけでなく、予想外に、経済的メリットがあった。

身軽になる爽快な気分は何事にも代えがたい。心底そう思う。のだが、他人の蔵書、特に階段の踊り場に配置された書棚、をテレビで見たりすると、本は処分せずに持っておいても良かったかなと、ちらっと思う。

あの人の本棚楽器を売る愛読書十選 (1)(いずれもサイト内)。「心おどる あの人の本棚」(4)クリス智子(ラジオパーソナリティー)(NHK-Eテレ、4/22 21:30)

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