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2025年11月16日の記事は以下のとおりです。

立花党首逮捕

兵庫県の内部告発問題に絡み、死亡した前県議に関するデマを発信、拡散して名誉を傷つけたとして、県警は、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者を名誉毀損容疑で逮捕、送検した。

在京六紙は挙ってこれを社説で採り上げた。

「立花容疑者の逮捕 異例捜査で徹底解明せよ」(産11/11)。「同容疑による身柄拘束、政治家の立件、死者の名誉毀損についての立件はいずれも異例中の異例である」。よほど悪質と判断されたのだろう。

「立花党首逮捕 犯罪と判断された言葉の暴力」(読11/11)。立花氏の情報はSNS上で拡散された。「安易に虚偽情報を広めたSNSの利用者も、責任は免れないことを自覚しなければならない」。

「立花党首を逮捕 社会ゆがめるデマと扇動」(毎11/11)。「見過ごせないのは、多くの人がデマや中傷の拡散に加担したことだ。人は独りよがりの『正義感』や一時的な憤りから他人を攻撃することがある。同じ情報が繰り返しもたらされるネット上では、そうした傾向が強まりやすい」。

「立花容疑者逮捕 SNSとデマ 考えたい」(朝11/11)。「誰もが気軽に意見や思いを発することができる時代だからこそ、事実を確認し、人権を考えながら冷静に行動する必要がある」。

「立花容疑者逮捕 虚偽広げた社会の病理」(東11/12)。。「『ポスト真実』『もう一つの事実』として虚偽情報を流し、自らに有利な状況をつくろうとするのは世界的現象だが、虚偽と見破り正すための対応は遅れている」。

「立花党首逮捕をSNSの歪み正す契機に」(経11/12)。SNSは「誤った情報が拡散しやすい」「近年その弊害は深刻」「受け取る側も複数の情報に接するなど、真偽を見抜く努力を怠らないようにしたい」。「虚偽の情報を拡散したり、竹内氏に抗議したりした支持者らも行動を省みるべきだ」。

比較的新しいメディア、SNSを舞台にした事件だ。古いメディアである新聞は黙っちゃいない。ここぞとばかり、SNSやその利用者に対して意見する。「社会の病理」(東11/12)という言葉さえ登場する。

さて、この一週間、六紙社説は、そのほかに、存立危機事態、デフリンピック、自民党結党70年、などを話題にした。

六紙社説(サイト内)

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