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キーワード「死去」の検索結果は以下のとおりです。

今度は愛妻家

「おれにはもう動機がねえぇんだよ」「動機が無くてもやるのがプロだってボクには言ったじゃないですか」

師弟(豊川悦司、濱田岳)のやり取り。映画「今度は愛妻家」(東映、2010年)から。本日無料(ABEMA)には本作のようにいい映画が並ぶことがある。

場面設定や、人の出入り、笑いの取り方など、これは舞台作品だなと思った。Wikiによると2002年の初演以来、何度か舞台にかかっている。

オカマバー経営のおねぇ、文さんに扮するのは、映画では石橋蓮司。話の筋に彩りを添える好演だった。舞台の方の演者では、高橋長英、村井國夫らの名が見える。最新の2022年版は渡辺徹。彼はどんな文さんを演じたのだろうと考えたのは、訃報を聞く数日前のことだった。(敬称略)

ABEMA(サイト内)。「よみたん」の救急車。今度は愛妻家|Wikipedia。俳優の渡辺徹さん死去 61歳 親しみやすい人柄で幅広く活躍(12/2)

巨匠ゴダール監督死去

年をとるにつれ、見ることも聞くことも、とても難しいことだということがわかってきた

ジャン=リュック・ゴダール氏の言葉をsankei.comの記事が紹介している。日本でのインタビュー(2002年10月)でのこと。

作家マルグリット・デュラス女史の「映画はとても簡単。すべて機械とスタッフがやってくれる。あなたはただ見て、聞いていればいい」という発言を引いた後に述べたとか。いやいやそんなことはない、映画は小説などに比べてイージーな表現手段というわけではない、と言いたかったのだろうか。

ゴダール氏の映画を熱心に観たわけではない。印象に残っているのは、1976年の「ヒア&ゼア こことよそ」ぐらいか。ヌーベルバーグの記念碑的作品と称賛される「勝手にしやがれ」は未見。1960年の作品。

# Jean-Luc Godard (1930-2022)、Marguerite Duras (1914-1996)、「映画だと〝反逆〟ができる」 巨匠ゴダール監督死去(sankei.com、9/13)、巨匠ゴダール監督死去 「ヌーベルバーグ」主導、91歳(jiji.com、9/13)、À bout de souffle (1960)、Ici et ailleurs (1976)

岸田首相「おわび」会見

岸田首相は記者会見(8/31)で、旧統一教会と自民党議員との関係が国民の疑念を招いたとして「党総裁として率直におわびする」と陳謝した。所属議員と教団との関係は党が責任を持って調査し関係を断たせると強調。また、安倍元首相の国葬は、それを決めた首相自身が国会できちんと説明すると表明した。

首相のこの「おわび」会見について六紙社説はどう評しているだろうか。

「こんな当たり前の判断に1カ月半もかかるとは、岸田首相は世論を甘く見ていたというほかない」。拒んでいた国会での説明をすることにしたのは「説明責任を果たさぬ首相への風当たりが強まるなか、追い込まれての転換」(朝9/1)。

「踏み込み不足が目立つ」「なぜ多くの議員が接点を持つに至ったのかという根本的な疑問が残る」。二世信者により殺害された安倍晋三元首相は「参院選で教団の組織票のとりまとめをしていたとの証言もある。安倍氏と教団の関係を検証することは、実態解明には避けて通れない」(毎9/1)。

教団と安倍氏との接点を調査することに首相は「否定的だ」。「関係が明らかになれば、安倍氏の国葬への反対論が強まりかねないと考えて調査を手控えるのであれば、教団と絶縁する決意を疑う」(東9/2)。

「政治家が関連団体の取材を受けたり、会合に祝辞を贈ったりしたことの追及に終始するのは、理解に苦しむ。一部の野党が、旧統一教会の問題と安倍氏の国葬を結びつけて批判しているのは、合理性を欠く」。「計8年8か月、首相の重責を務めた人を国葬で見送ることは、何ら不自然ではあるまい」(読9/1)。同紙は、詫びなど不要、と言わんばかりだ。

調査を行う必要はないと閣議決定(8/15)しておきながら「半月足らずで調査を命じる定見のなさ」。この謝罪に「致命的に欠けたのは、安倍晋三元首相を死に至らしめた反省であり、テロへの怒りである」(産9/3)。国葬については、最早、この記者会見で「妥当な認識を、丁寧に説明したといえる」(産9/1)。

日経の社説は、今のところ、沈黙している。以前にも書いたように、同紙社説は、教団がらみでは他紙に比べて控えめだ。いったいどうしたことか。後ろ暗いことでもあるのか、それとも、読者や広告主である経済産業方面の人たちへの気遣いか。そっち方面と教団との間に何かヤバいことでもあるのだろうか。

首相の今回の「おわび」について「政界地獄耳」(日刊スポーツ、9/2)がこんなことを書いている。「不祥事を起こした一般企業の社長のように頭を下げて謝罪した」。謝罪などあり得なかっただろう「安倍・菅政権との違いだけは際立たせた」と。

謝罪に関してもう一つ。女性に猥褻行為を働いた俳優が平謝り。それに対して、その謝罪は芝居ではないのか、とか、悪役の演技が上手いのは本当に悪人だからではないのか、などと言われているそうだ。世の中が謝罪に敏感になっている時期に首相の会見はあった。

さて、8/29週の六紙社説は、そのほかに、デジタル庁一年、アフリカ開発会議、ザポロジエ原発への砲撃、防災の日、防衛概算要求、ゴルバチョフ氏死去、国連のウイグル報告書などを題材とした。

六紙社説(サイト内)。香川照之が相次ぐ降板よりも痛い「最大の痛恨」|東洋経済

U・ボート

Na Männer, Alles klar?

先日(8/20)、Alles klar?とだけ書いたけれど、引用した繋がりでセットになっているようだ。これに対して乗組員は、口を揃えて、Jawohl, Herr Kaleun.と答える。ドイツ海軍お決まりのやり取りなのかもしれない。「皆の者、準備はいいか」「はい艦長殿」の意味だけれど、えいえい、おー、と鬨の声をあげているようにも聞こえる。

このやり取りがもう一度出て来る。この度全編を観て気付いた。最初は出航の時。皆元気が良い。二度目は、ジブラルタルの海底に沈められてしまった艦を浮上させる前のミーティングで。酸素は薄く乗組員は疲れ果てている。返答の声は、弱々しく揃わない。何とか気合を入れて母港を目指す。

土日のどちらかにテレビ番組を何か一つ二つ観るようにしている。リアルタイムではなくビデオに録った番組から選ぶ。NHKスペシャルや、ブラタモリ、紀行番組、朝ドラの週間ダイジェストなど。きのう書いた「古畑任三郎」もそうやって観た(8/13)。先週末は一人だったこともあって、テレビ番組ではなく映画「U・ボート」にした。エンドロールの(c)表示には、1981と1996、二つの年号があった。

サブのLinux機で観た。今、ディストリビューション(LinuxOS)には、antiX 21を使っている。メニューにmpvというメディアプレイヤがある。これを立ち上げる。ビデオ・ディスクをトレイに入れる。フォルダ /media/sr0 をmpvのWindowへDropする。映画は即座に始まる。まったくストレスはない。素晴らしい。

ペーターゼン氏死去ラスト・ダンス(いずれもサイト内)。Reference Manual - mpv

ラスト・ダンス

私が言いたかったのは、人は生まれ変われるっていうことです。

犯罪者も人生をやり直せる、と古畑さんは言ったわけだけれど、追悼番組なので少し違った意味にも聞こえた。「古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス」から。

2006年の作品だ。主演女優(松嶋菜々子)がタバコを吹かす場面がある。最近のドラマではちょっと見かけないのではないだろうか。そういえば、タバコを題材にしたコメディ映画があった。喫煙のポスターやタバコのパッケージは何度も映るのに、登場人物がタバコを吸うシーンがまったくない。タイトルは何だったかなぁ。

# 田村正和さん追悼特別番組『古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス~』(フジテレビ系、5/21 20時)、村正和さんが死去 77歳、俳優「古畑任三郎」(5/18)、映画「サンキュー・スモーキング」(米、2005年)

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