お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「橘玲」の検索結果は以下のとおりです。

Re: 余剰食糧の交換

  • 2021/06/12 06:40
  • カテゴリー:未分類

きのう(6/11)、交換によって経済が生まれ専門化が始まったという説を引用した。この交換に関連して、かつて以下のようなことを書いた。メール「三大発明」(2013/12/6)からの抜粋。

「夢の中で三大発明のことを考えていた。19世紀や、20世紀の三大発明は、何だろうか。その前に人類史上の三大発明を、今一度、確認しておく必要があるな。学校で、習ったはずだ。と思い出すところから、夢は始まった。確か、栽培と、教育、そして、交換だったかな。交換は、間違いないだろう。あのウォルター・ブロックも、交換は、車輪や火の発明より優れた大発明、と書いていた。あれ、その比較には、車輪や火が出ているんだな。ということは、栽培と教育は怪しいゾ。

というところで、目が覚めて、さっそくGoogleさんに尋ねた。人類史上の三大発明は、火薬、印刷、羅針盤、が定説になっているようだ。学校でもそう習ったように思う。三つ各々が、エネルギー、情報、移動というジャンルにあると認識すれば、さしあたり、20世紀の三大発明となると、原子力、集積回路、航空機と言ったところか。

その点、夢に出てきた、ブロックが言う火、交換、車輪も、エネルギー、情報、移動とジャンル分けできなくもない。しかし、これらは、発明よりは、どちらかと言うと発見なんだろうな。たまたま見付けられたのであって、実験の結果、獲得された科学的な成果ではなさそうだ。

さて、21世紀の三大発明はどうなるだろうか。エネルギー、情報、移動で考えるならば、例えば、動物による炭素固定、テレパシー、どこでもドア、とか。そうだったら面白い」

余剰食糧の交換(サイト内)。ウォルター・ブロック著「不道徳な経済学~擁護できないものを擁護する」橘玲訳(講談社+α文庫、2011年)。「世紀の夢、三菱ケミカルホールディングス社長小林喜光氏(あすへの話題)」(日本経済新聞夕刊、2014/1/20)。ウミウシ光合成、解明進む 藻類葉緑体利用、ゲノム解読で―基礎生物学研究所など(6/1)

(日本人)

  • 2020/10/01 06:58
  • カテゴリー:読み物

ブキャナンは、「民主政国家は債務の膨張を止めることができない」という論理的な帰結を導き出した。政治家は当選のために有権者にお金をばらまこうとし、官僚は権限を拡張するために予算を求め、有権者は投票と引き換えに実利を要求するからだ。

日本の借金は一千兆円を超えどんどん膨らむ。そのツケは将来どんな風に回って来るのだろうか。橘玲著「(日本人)」(幻冬舎、12年)から(p260)。これは第15章「ぼくたちの失敗・政治編」の中にある。続く第16章は「~経済編」。この二つの章を特に興味深く読んだ。

第15章に、民主党の「五原則五策」(09年衆院選マニュフェスト)が紹介されている。1) 官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ、2) 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣の下の政策決定に一元化へ、3) 各省の縦割りの省益から、官邸主導の国益へ、4) タテ型の利権社会から、ヨコ型の絆の社会へ、5) 中央集権から、地域主権へ。これを読むと、安倍さんは民主党の真似をした、と言われる所以がよく判る。党を越えて、受け継いだわけだ。

橘玲(サイト内検索)。日本人の「人格」の世俗性(損得勘定)、袖井林二郎「拝啓マッカーサー元帥様-占領下の日本人の手紙」、ジェームズ・ブキャナンら「行きづまる民主主義-公共選択の主張」。安倍政権の後世の評価は「悪夢の民主党政権」のリベラルな政策を実現したこと?(9/14)

働き方2.0vs4.0

  • 2020/09/08 07:04
  • カテゴリー:読み物

国際社会から戦時中の日本軍の行動が疑いの目で見られるのは、いまの日本が性差別的な社会だと思われているからです。女性を差別している人間が、「むかしは差別なんかしていなかった」といくら言い張っても相手にされない

橘玲著「働き方2.0vs4.0-不条理な会社人生から自由になれる」(PHP研究所、19年)から(p108)。

3つの〇〇が、いくつか出て来る。▽管理職が必要とされる3つの理由、1) 文字通りミドルマネージャーとして社内調整する、2) 社内外へ説得力のあるストーリーを語る、3) 仕切って分担を割り振る(p166)。▽働く上で「いやなこと」3つ、1) なんの意味があるのかわからない仕事、2) 人間関係、3) 能力を超える責任(p238)。▽確実に起きる「大きな変化」3つ、1) 一層インターネット化する、2) 活躍できるのはプロフェッショナルだけになる、3) 会社と個人の関係が根底から変わる(p248)。

橘玲(サイト内検索)。世界の主流は金銭解雇のルール化(p124)。bourgeois-bohemian(BOBOS、p188)。会社は「ツールとプラットフォーム」、社員は「選択とモチベーション」(p198)。Financial Independence, Retire Early(FIRE、p259)。D・グレーバー著「ブルシット・ジョブ」(岩波書店、20年7月)

80's

  • 2020/08/04 06:59
  • カテゴリー:読み物

これでぼくの「記憶のなかの物語」は終わりだ。わざわざ「記憶」を強調するのは、それが無意識のなかで自分に都合よく書き換えられることがわかっているからだ-それも非常に頻繁に。

橘玲著「80's-ある80年代の物語」(太田出版、18年)、あとがきから(p274)。著者が作家専業になる以前の自伝。当時流行っていた映画や音楽が書き留められている。おれも同時代を生きて来たけれど、観たり聴いたりしたものが、印象に残っているものが、随分違うと思った。

橘玲(サイト内検索)。労働現場の重層的な差別(p180)。藤沢数希=橘玲=上田高史=宝島30元編集長【噂】

働き方1.0

三菱ケミカルはことし10月から、勤続年数に応じて給料が上がる「年功序列」に基づいた人事制度を抜本的に見直します。

この会社、働き方1.0から上手く脱することができるのだろうか。三菱ケミカル 管理職に成果賃金導入 一般職は希望せぬ転勤なし(NHK NEWS WEB、8/1 06:53)から。

同じ日、別記事にも同社の名があった。業界紙ではなく、メジャーなメディアで一日に2つの話題、それは、地味な化学業界では珍しいことではないだろうか。もう一つは、東大と三菱ケミ、持続可能社会とビジネスの両立研究(日本経済新聞電子版、8/1 19:58)。

# 橘玲著「働き方2.0vs4.0」

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

ユーティリティ

« 2025年03月 »

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

Feed