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キーワード「マーラー」の検索結果は以下のとおりです。

指揮者レバイン氏死去

  • 2021/03/24 06:51
  • カテゴリー:音楽

訃報に触れ、フィラデルフィア管とのマーラーの5番を聴いた。LP時代から親しんだ盤。よく鳴る機能的なオケを率いて、あっさりとスマートに演奏している。

Mahler, Symphony #5 cis
James Levine (cond.)
Philadelphia Orchestra
recorded 1977

この曲、たまに聴きたくなって取り出すのは、ここ十年程はレバイン盤ではなく、専らシップウェイ指揮、RPOの演奏。マーラーが意図した音楽はこうだったのだ、と思わせてくれる。

Mahler, Symphony #5 cis
Frank Shipway (cond.)
Royal Philharmonic Orchestra (RPO)
recorded 1996 at Watford Colosseum

James Levine, Former Met Opera Maestro, Is Dead at 77米MET元指揮者J・レバイン氏死去、セクハラ疑惑で解雇

スカラムーシュ

  • 2021/02/01 06:59
  • カテゴリー:音楽

ラジオ番組の留守録を順次聴いていて、ミヨー作曲の「スカラムーシュ」に行き当たった。バリトン・サキソフォンが達者で軽妙。元は、アルト・サックス(かクラリネット)のソロにオケ伴奏が付いた曲を、バリサク、打楽器、ギター、3人で演奏している。気の利いたアレンジだ。

リサイタル・パッシオ[再]▽鈴木広志(NHK-FM、1/8 9時台)「スカラムーシュ」ミヨー【作曲】、田中庸介【編曲】、バリトンサックス:鈴木広志、ギター:田中庸介、パーカッション:小林武文(10分10秒)~ NHK CR509スタジオで収録

ギター入りの編曲では、マーラーのアダージェットを演ったことがあった。90年代前半のことだったか。交響曲第5番の4楽章、それを、フルート、ビオラ、ファゴット、そしてギターという編成で。そのビオラ弾きの編曲。そう言えば、市販の譜面で、3人で演る「魔弾の射手」序曲があった。クラ、ファゴット、ホルンという無茶な(笑)編成。編曲者は、確か米国のホルン吹きだった。比較的有名な Till Eulenspiegel einmal anders は奏者5人だ。元は大編成の曲を数人だけで演奏する。アレンジャーの腕が良ければそんな楽しみも拡がる。

昔の愛聴盤(サイト内)。Scaramouche, suite pour deux pianos - Wikipedia

交響曲十選

  • 2019/07/26 19:14
  • カテゴリー:音楽

交響曲を10曲選んでみよう。オーケストラで演奏されるソナタ形式の楽曲。有名どころでは、ハイドンが百曲ほど、モーツアルトが40曲ほど、このお二人は沢山書いた方。たいがい一桁で、楽聖ベートーベンがそうであるように、9番止まりの作曲家が多いと言われる。そういう事情もあって、1番から9番まで順に作曲家を重複せずに並べるという、古くからのお遊びがある。今回もそれにならった。乗った(演奏に関わった)ことがある曲を中心に、足りないところは、かつてよく聴いた曲で補充し十選した。

  • シューマンの交響曲第1番、変ロ長調作品38「春」
  • ブラームスの交響曲第2番、ニ長調作品73
  • メンデルスゾーンの交響曲第3番、イ短調作品56「スコットランド」
  • ベートーベンの交響曲第4番、変ロ長調作品60
  • マーラーの交響曲第5番、嬰ハ短調
  • チャイコフスキーの交響曲第6番、ロ短調作品74「悲愴」
  • シベリウスの交響曲第7番、ハ長調作品105
  • シューベルトの交響曲第8番、ロ短調 D759「未完成」
  • ドボルザークの交響曲第9番、ホ短調作品95「新世界より」
  • ハイドンの交響曲第82番、ハ長調「熊」
  • 次点)モーツアルトの交響曲第38番、ニ長調 K504「プラハ」

このうち乗ったことがないのは、シューマンの1番「春」とハイドンの「熊」。前者はフルトヴェングラー指揮 WPO、後者はコレギウム・アウレウム、各々の LP を好んで聴いた。

第九の呪い - Wikipedia

夏休みのマーラー

  • 2019/06/30 05:57
  • カテゴリー:未分類

夢を見た。中学三年、夏休みの宿題。何かクラシック音楽を聴いて感想文を書かねばならない。それを出題した音楽教師は、島根出身のクラリネット吹き、ラジオならいつでも何かしらやっていると薦めた。家で兄に相談すると、今巷で噂のオザワを聞くと良いと言う。どこかのオケに移って評判らしい。街へ一緒に出かけた折、彼はレコード屋で躊躇せず一枚のLPを抜き出す。マーラーの交響曲第一番。これにしよう、花の章は入っていないけれど、と訳の分からないことを言う。ロック好きのはずなのに宗旨替えしたのだろうか。次は隣の靴屋だ。ローファーがどうのこうのと言っていた。目が覚めた。

ブルックナーの7番

  • 2019/02/14 21:57
  • カテゴリー:音楽

昨夜のベストオブクラシック(NHK-FM、2/13 19:30-21:10)で、ブルックナーの交響曲第7番、その室内楽版が放送された。編曲は、シェーンベルクの門人、エルヴィン・シュタインらによる。シェーンベルク一派は、百年前、私的演奏協会(Verein für musikalische Privataufführungen)の活動で、多くのオケ曲を室内楽用に編曲した。マーラーの4番や大地の歌を、その時の版で、聴いたことがある。ブルックナーはどんな風に料理されたのだろうか。録音(mp3化)したので、その内ゆっくり聴いてみよう。

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