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キーワード「ファゴット」の検索結果は以下のとおりです。

協奏的組曲 Op.16

  • 2019/02/22 05:30
  • カテゴリー:音楽

ヴォルフ・フェラーリの作品に、ファゴットと管弦楽のための協奏的組曲ヘ長調 Op.16 という曲がある。久しぶりに聴いた。ソロは、イタリアの Paolo Carlini という方。曲の輪郭がくっきり判る、なかなかいい演奏だ。これまでは、捉えどころがない曲、そういう印象を持っていたが、それは良い演奏家や録音に出会ってなかったからなんだろうな。

Ermanno Wolf-Ferrari (1876-1948)
Suite-Concertino for Bassoon and Small Orchestra in F, op.16
Paolo Carlini : Bassoon
Orchestra di Padova e del Veneto, Zsolt Hamar
Recorded 2006

昔の愛聴盤

  • 2018/10/28 06:19
  • カテゴリー:音楽

クラシックカフェ(10/25 NHK-FM)にプーランク作曲の「フランス組曲」があるのを見て、その番組を留守録しておいた。かつて好んでよく聴いたプレートル指揮パリ管メンバーの演奏だ(68年録音)。高校時代に何枚か買ったフランス音楽のエスプリシリーズ、もちろん LP、に収録されていた。

同じくプーランクのピアノと管楽五重奏のための六重奏もこのシリーズで初めて聴いた。パリ木管五重奏団による演奏、64年の録音。ピアノはジャック・フェヴリエ、バソンはジェラール・フザンディエ(Gérard Faisandier)。持っていた LP は、第2楽章が始まってすぐに、溝のキズがプチッと鳴った。後年、買い直した CD には当然それはなかった。

当時、管楽器、特にファゴット(バソン)が登場する曲を探し出して、よく聴いた。これらの盤は、たいがいレコード屋の店頭にはなく、注文して取り寄せてもらった。例えば、

R.シュトラウス、ハーゼネール(Franz Hasenöhrl)編、もう一人のティル・オイレンシュピーゲル、Philharmonisches Oktett Berlin(ファゴットは Hans Lemke)、69年。5人で演奏するティル Till Eulenspiegel einmal anders をこれで知った。お気に入り最右翼の LP だった。モーツアルトの「音楽の冗談」なども入っている。これは、CD で買い直せていない。

R.シュトラウス、管楽器のためのセレナード Es Op.7、エド・デ・ワールト指揮オランダ管楽アンサンブル、71年。朝起きる時の音楽に使っていた。カップリングは「ハッピー・ワークショップ」。

モーツアルト、ファゴット・ソナタ K292、64年。ファゴットは、Manfred Braun。この二重奏の音源が欲しくてこの廉価版を求めた。が、メインで入っているベトさんの七重奏の方をよく聴くようになった。

モーツアルト、セレナード第11・12番、コレギウム・アウレウム合奏団員、70年、フッガー城糸杉の間。独 harmonia mundi レーベルが、この古楽グループの演奏を多数出していた。おっとりした管楽器、その一方で弦楽器の音が素晴らしい。モーツアルトの四重奏などでマンダルカ(Vc)の音を繰り返し聴いた。

バソンの名手アラール

  • 2018/09/23 20:24
  • カテゴリー:音楽

今朝10時過ぎ、用事から戻ってラジオを点けると、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲が流れて来た。それもソロの音はフランス式バソンだ。ファゴットじゃない。急いで web の番組表を見た。なんと、モーリス・アラール(Maurice Allard, 1923-2004)の特集をやっている。NHK-FM「名演奏ライブラリー」の枠で、2時間たっぷりバソンの演奏がそれもアラールでかかるとは思いも寄らなかった。ちゃんと事前にチェックしておけば最初から聴けたのに。残念。

ついでに、最近、悔いたり不快に思ったり心に引っかかった事を書き並べておこう。ドア修理に関する不動産屋(神戸市)の不愉快な対応、憲法改正が難しいならば北方領土か何かで業績を残そうと足掻く安倍首相、総裁三選で益々調子に乗る口の歪んだ人など取り巻き連中、エア・コンプレッサのスイッチを入れ忘れ、前人未到の千勝が目前で血迷ったのか横綱らしからぬ戦いぶり、系統89番バスの運行遅れ、そして・・・

ピースク氏他界

  • 2018/08/11 22:52
  • カテゴリー:音楽

We mourn the loss of a great musician, one of the last Philharmoniker of the Furtwängler era.

ベルリン・フィルでファゴットを吹いたピースク氏が亡くなられた。引用は、Günter Piesk obituary, 07 Aug 2018 から。1921年生まれ。

あらためて、氏の音を聴こうと思う。手元の音源で氏が吹いていることが、はっきり判るのは、モーツアルトのFg協(71年)と13管楽器(BPO創立百周年記念、82年)、ダンツィなどのアンサンブル集(70年)くらいか。ベーム指揮の13管楽器(70年)もそうかもしれない。じっくり聴いてみよう。

歓喜の歌が響く街

  • 2018/06/09 06:32
  • カテゴリー:音楽

楽器はドイツ領事館を通して入手した。どうしても足りないコントラバスなどは作った。ファゴットは足踏みオルガンで代用した。

番組の中で、鳴門教育大の頃安(ころやす)教授がそのようなことを言った。100年前の鳴戸、果たして第九の演奏にファゴットは使われたのだろうか。その疑問は解消された。エフエム徳島・TOKYO FM 共同制作 鳴門第九アジア初演100周年記念企画ドキュメンタリードラマ「歓喜の歌が響く街~第九の里・徳島県鳴門市の奇跡」(18/6/8 20時、再放送)から。

番組サイト http://www.tfm.co.jp/tokushimadaiku/ に、「霊山寺前での演奏会の様子」という写真がある。お鬚の指揮者が片足を載せる木箱は指揮台の代わりだろうか。その箱には、サクラビールと大書されている。右横書きで天地が逆。

いわゆる第九についてどう思っているか個人的な意見を、ついでに、書いておこう。まず思うのは、ファゴット吹きにとってオイシい曲であるということ。それは間違いない。ただし、聴く側に立つと、曲全体が冗長である点は大きな問題だ。その原因の一つ、第3と第4、連続する二つの楽章が変奏曲になっていること。これは理解に苦しむ。複雑だし、一体感や調和を損ねている。それに全体の演奏に要する時間が長過ぎる。必ずしも心地良い音楽じゃないし、全楽章通しで聴くには忍耐も要る。我慢して聞いていれば、ご褒美で、最後の方にあの有名な旋律が流れて来る。最後にオケは大音量で大団円。終わり良ければ総て良し。一時間、耐え忍んだことも忘れられる、という曲。

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