狂気の11月戦争
- 2025/03/26 05:58
- カテゴリー:興行・放送
オウム真理教は、疑似国家を目指していたと言っていいと思います
国内でのクーデターを企てていた。と、意外な人物がコメントした。北村滋氏だ。NHKスペシャル「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」(3/20)から。
その人は、安倍政権時に特定秘密保護法などの策定に携わった。それでその名前を覚えている。内閣情報官などの要職にあった方だ。その頃から十数年前遡った1995年3月、地下鉄サリン事件当時は、警察庁の警備局外事課理事官で、「オウム関連の情報を収集」に関与していたことをこの番組で知った。
同じ日、19時のニュースでもそのクーデター計画を採り上げていた。ここでインタビューに応えていたのは、「警察庁」のその人ではなく、当時「警視庁」トップとして捜査指揮した井上幸彦元警視総監だった。
捜査対象のその宗教団体は、事件の何年か前の衆院選に多くの候補を擁立していた。正しいやり方で政治への進出を狙っていたわけだ。その一方でパソコンを売ってもいた。日本橋駅の階段を出た辺りでパソコン帽子を被ったお兄さんがビラを配っていたことを覚えている。いったいどういう組織なんだ、と思ったものだ。が、まさか化学テロで我が国の政権を転覆させようとしていたなんて・・・。
# あれから○○年、25年3月、官邸官僚(いずれもサイト内)。NHKスペシャル「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」(NHK総合、3/20 21:30)、NHKニュース7▽地下鉄サリン事件30年 今も続く苦しみ、オウム国家転覆“11月戦争”計画(NHK総合、3/20 19:00)