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続 かえるくん、東京を救う

人間が生きるために、いっちゃん(一番)必要なのは忘れるっていう能力ですよ。人間は忘れるから前を向ける。全部覚えてたら頭おかしなるでしょ。

片桐さん(佐藤浩市)にテツヤと呼ばれた男が、関西弁でそう言う。【土曜ドラマ】「地震のあとで」第4回(終)「続・かえるくん、東京を救う」から。

中学時代の恩師が生い立ちについて語ったことがあった。幼い頃、日々愛情を注いでくれた肉親の死に接し、塞ぎ込んだ時期が続いたのだが、そのことは忘れようと自身に強いることによって、なんとか、まともな生活を維持することができた。忘れることは能力だ、と思うようになった。先生がそう言ったことをよく覚えている。

ドラマは全話見た。が、何を訴えているのか、正直よく判らなかった。第3話とこの第4話は特にそう。NHKの番組サイトには、各話に通底するのは「人間社会を襲う圧倒的な暴力とその影響」であり云々とあるのだが。

アイロンのある風景UFOが釧路に降りる(いずれもサイト内)。土曜ドラマ「地震のあとで」第4話(NHK総合、4/26 22時)【脚本】大江崇允,【原作】村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』より、土曜ドラマ「地震のあとで」企画概要と出演者決定のお知らせ

アイロンのある風景

でもな、死に方から逆算する生き方ってのんもある。

画家の三宅(堤真一)が言う。引用は、NHK土曜ドラマ「地震のあとで」第2話「アイロンのある風景」から。

三宅は、今、茨城県の海岸にいる。日時は、2011年3月11日未明。16年前に神戸で被災した彼は、再び、大震災に遭うことになる。

原作者もしくは番組制作側は、何を伝えようとしているのだろうか。

UFOが釧路に降りる(サイト内)。【土曜ドラマ】「地震のあとで」第2話(NHK総合、4/12 22時)【原作】村上春樹,【脚本】大江崇允,【出演】堤真一,鳴海唯,黒崎煌代

UFOが釧路に降りる

遠くに行きたかったんですか。でも、どこまで行っても自分からは逃げられないんじゃないかなぁ。影とおんなじ。

NHK土曜ドラマ「地震のあとで」第1話「UFOが釧路に降りる」から。

このセリフを聞いて、もしかしてあの人か、と思った。調べてみると、やはり原作は村上春樹著、短編集「神の子どもたちはみな踊る」(2000年)だった。これは読んでいない。

第2話以降、「アイロンのある風景」、「神の子どもたちはみな踊る」、そして「続・かえるくん、東京を救う」が採り上げられているらしい。

3人は、車で釧路空港からどこかへ向かう途中、レストランでラーメンを食べる。その窓の向こうに展望台が見えていた。見覚えがある。そう、昨年訪ねた、琵琶瀬展望台だ。ここから霧多布湿原が一望できる。あの高台の端の方に食事ができるところがあった。ロケ地に選ばれたのだろう。

北海道へ旅行、24年村上春樹1Q95(いずれもサイト内)。土曜ドラマ「地震のあとで」第1話(NHK総合、4/5 22時)【原作】村上春樹,【脚本】大江崇允,【出演】岡田将生,橋本愛,唐田えりか,北香那,吹越満,泉澤祐希

音楽を生きる

  • 2024/03/08 05:49
  • カテゴリー:読み物

ニューヨーク・フィルの楽団員たちの指導を受けるという特権を手にすることにもなった。フィルハーモニックはスタンと、世界的なバスーン奏者であるサイモン・コヴァールをペアにした。

なんと、スタン・ゲッツはバスーンをコヴァールに教わったんだな。1940年代初頭、高等学校でバスーンを吹き、全市高校選抜オーケストラの一員となって、地域の優れた奏者や教師たちに接することになった。

引用は、最寄り図書館で借りて来た、ドナルド・L・マギン著「スタン・ゲッツ-音楽を生きる」村上春樹訳(新潮社、2019年)から(p35)。

訳者は、あとがき「叙情と悪魔」を寄せている。その中で、ゲッツのことを「ジャズの世界における革命家ではなかった」、「誰かが正しいツールを与えてくれれば、彼は誰もかなわないような最良のやり方でそれを利用し、使用した。しかしそのツールをゼロからこしらえることは、彼の役目ではなかった」と評し、「ビリー・ホリデーやマイルス・デイヴィスやセレニアス・モンクやジョン・コルトレーンのような人たち」と対比する(p565)。

世の中には、0から1の人と、1から10の人がいる。

スタン・ゲッツイヌ的?ネコ的?(いずれもサイト内)。Simon Kovar|Wikipedia

スタン・ゲッツ

  • 2024/02/24 06:11
  • カテゴリー:音楽

14歳の頃にはバスーンで高校のオーケストラに入って、あっという間に上手くなった。何をやってもほんとに図抜けていた、天才の部類

2年前のmp3ファイルを聴いていると、大友良英さんが読み上げる紹介文の中に、そんなくだりがあった。スタン・ゲッツがバスーンを吹いてた時期があるなんて知らなかった。ジャズ・トゥナイトのシリーズJAZZジャイアンツ「スタン・ゲッツ」から。

ボサノヴァ好きだし、スタン・ゲッツのテナーもいいと思う。彼の演奏はしばしばかけている。同好の士であることを知り親近感が湧く。

部厚い評伝があるらしい。ドナルド・L・マギン著「スタン・ゲッツ-音楽を生きる」村上春樹訳。最寄り図書館に予約を入れた。

バスーンファゴット)、Re2: 文庫100冊(いずれもサイト内)。シリーズJAZZジャイアンツ(32)「スタン・ゲッツ」▽ジャズ・トゥナイト(NHK-FM、2022/1/29 23時)

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