日本の名城解剖図鑑
- 2018/08/09 06:28
- カテゴリー:工芸・美術
木造復元の先駆者となった三重櫓
と、白川小峰城の見出しにある。米澤貴紀著「日本の名城解剖図鑑-城のカタチに心ひかれる仕組みを探る」(エクスナレッジ、15年)から(p90)。
白川小峰城の三重櫓、名に櫓とあるが実態として天守だった。戊辰戦争で失われたその三重櫓が木造復元されたのは1991年。同書から拾ってみると、その後の天守(相当含む)の木造復元は、1992年首里城、1994年掛川城、1997年白石城、そして2004年大洲城と新発田城、と続く。