能力を評価するのは誰
- 2021/11/26 06:36
- カテゴリー:時の話題
定年前のセカンドキャリアセミナーとかに参加すると「自分の能力の棚卸しをしなさい」とか言われることが多いが、そんなこと普通はできるわけがない。自分の能力を評価してくれるのは他人なのだ。
そうだから、より良い転職を目指すなら社外の人脈を大切にしろと言っている。引用は、先週のnikkei.comの記事(11/19 4:00)から。
自分のことは自分が一番よく知っている。ただし、雇われて働く場合には、雇う側は、自分が知っている自分とは異なる一面を見ている可能性がある。ずれがある。それは、どんな、どの程度の、ずれなのか知っておくことが大切なのかもしれない。ずれを修正して働き口を探す。ずれ幅があまりに大きいと修正し切れず成立しない。なんとか繕って雇用されたとしても、本人か雇う側が見限ってしまう。身の丈に合わない服を着るようなものだ。小さ過ぎる場合もあれば大き過ぎる場合もある。良い就職は、少し大きい服を背伸びして着るようなものかもしれない。
# 「シニア転職、命綱は社外の人脈」人生100年こわくない・定年楽園への道(11/19)