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逸脱

  • 2023/06/23 05:50
  • カテゴリー:読み物

せっかく採用した社員を、どうやってきちんと戦力にするかが問題なんです。どんな人間にも武器がある。それをいかに会社のために生かすかが問題なんですよ。そのために会社がどれほど大変な努力をしているか

堂場瞬一著「逸脱-捜査一課・沢村慶司」(角川文庫、2012年)から(p163)。

メンバーを戦力にする、エンジンを積んでばりばり働けるようにする、そのための方法論は色々あって、そこそこ奏効する。ただし、10人いたら10人とも上手く行くとは限らない。見極めることが大切。パレトの法則によれば、本物は2人しかいない。早くその2人を見付け出して(すぐ判る)、まずは彼らにエネルギーを集中する。その内に、他の8人への波及効果も生まれて来る。

メンバーが少ない場合にはどうする。極端には自分以外に1人だけのような場合。性根を据えてその人と付き合うことになる。その人物の中の光るところを嗅ぎ分けて、それを核に強く大きくしていく作業になるだろう。それこそ、引用にある「武器」を磨くことなのかもしれない。

甚だ上から目線で申し訳ないのだけれど。

エンジンを積むチーム(いずれもサイト内)。就活における「噓」問題 人材探しである現実直視を(6/20)

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