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ことしの漢字は「税」

先日、清水寺のお坊さんが書いた文字は「税」だったとか。

最初に勤めた会社に、税所という名の同僚がいた。そんなことを思い出した。鹿児島や宮崎に多い苗字らしい。全国に2.4千人ほどいるとか。確か彼も九州の出身だった。税所の読みは、さいしょ。三省堂の「大辞林」(第2版)には、「さいしょ【税所・済所】平安中期以降、租税の徴収・官物の収納などをつかさどった国衙(コクガ)の役所。」と出ている。由緒ある名のようだ。

お役所と言えば、卜部も、古代、占いを担当した役人だったとか。実家の周りにその苗字が多くある。幼い頃から見慣れていたし、吉田兼好の本姓が卜部だったりと、割とよくある名前なのかな、と思っていた。が、転職先にその姓の方がいて、あまりいないよ、と言っていた。全国に4.5千人、税所よりは多いが珍しい部類だろう。

どちらも人数は、「名字由来net」にある数字。もちろん自分の苗字も検索してみた。全国で10万人を超えているありふれた名だ。

税の文字をスタートに、徒然なるままに、そんなことを考えた。

今年の漢字は「税」 ことしの世相を表す漢字(12/12)、税所さんの名字の由来や読み方|名字由来net、卜部さんの名字の由来や読み方|同

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