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コイン・ロンドリー!?

実験レポートを書きながら、ヘボン式のことが気になり、ちょっと調べてみた。そこから脈絡なく横文字の読み方のことを考えた。

シはローマ字でshi、こういうのをヘボン式と言う。ヘボンの綴りはHepburnなんだな。現代風にはヘップバーンと読むのが普通だろうか。近代の日本ではヘボンになった。

その頃には、アメリカンはメリケン、ロシアがオロシアなど、そんなこともあった。

現代ではどうだろう。例えば、ボーリンジャー・バンド(Bollinger bands)は、株価のテクニカル指標。シャンパーニュをつくるのは、ボランジェ(Bollinger)。言語が違えば発音やカタカナ表記は異なるだろう。

じゃこれはどうだ。資金洗浄は、マネー・ロンダリング(money laundering)。街角にあるのは、コイン・ランドリー(coin laundry)。双方とも、言語は英語、洗うという同じ意味だ。なのに、読み方には、ラとロの違いがある。どうしてだろう。

洗濯する場所に「ランド」というカタカナを入れたい人がいたのだろうか。少しは楽し気な場所と思えるようにと。

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