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ロストフの14秒

故意のファウルは日本人らしくない。確かにフェアプレーを重視することで日本人は損をすることが多い。多過ぎるかもしれない。いや、間違いなく多いだろう。望ましい結果が得られなくてもそれ(を良しとするの)が日本人なのだ。

あの状況を切り抜けるには、レッドカード覚悟で相手の足元に飛び込みボールを止めるしかなかった、と言った後で、そんな風に付け加えた。かつて日本代表を率いたイビチャ・オシム氏のコメント。12/8 放送の NHK スペシャル「ロストフの14秒~日本vsベルギー知られざる物語」から。

番組を観ながら、「江夏の21球」のことを思い出していた。山際淳司著「スローカーブを、もう一球」(角川書店、81年)に収録されているノンフィクションだ。のちに NHK 特集が採り上げている。調べてみると、初回放送は1983年。このドキュメンタリー制作でも、試合のビデオが、インタビュー時の重要な素材になったと聞いた。当時のことなので、様々な方向からの複数の映像ではなく、テレビ中継の録画一つだったとは思うが。

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