シリンダーヘッドに座る
- 2019/03/10 06:34
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夢を見た。出張で兵庫県の高砂に来ている。無事に仕事を終えてゲートまで戻ったところで、図書室に寄ってみることを思い付いた。化学雑誌に掲載されたある記事をコピーしておきたい、ここにはそれがあるはずだ。図書室の建物をうろうろと探している間に時間切れになった。JRの駅がある加古川へ向かわねばならない。タクシーを捕まえようとするが車の流れが悪い。そこへ空車のランプがすぅーと近寄って来たので、手を挙げてそれを止めた。二輪車のタクシーだ。BMW 製だろうか、エンジンのシリンダーヘッドが左右に飛び出している。ゴーグルの運転手がその右側のシリンダーヘッドに腰掛けている。利用者の席は左側。ここでいいのか、と訊ねるとそういうタイプですと応えが返って来た。渋滞している車列を横目に快調に飛ばした。跨線橋で鉄道を越える。お昼に食べたバナナの皮をどこに捨てたんやったっけと考えている内に目的地に着いた。楽屋口に横付けだ。そう指示しなくても運転手には判っていたようだ。料金は1110円と出ていた。鞄から財布を取りだしたところで、目が覚めた。夜半からの雨は音を立てるほどだったがそれも止み鳥のさえずりが聞こえる。