平成の休刊史
- 2019/04/28 22:51
- カテゴリー:時の話題
そうか、「ダカーポ」は、いつの間にか、休刊になってたんだな。「ぴあ」も「ダカーポ」も 平成の休刊史(nikkei.com、4/28 11:30)を読んで知った。
捨てずに取っておいた「ダカーポ」が二冊、今でも書棚にある。2001年のNo.460(1/3,17合併号)、No.461(2/7号)だ。これら二号に渡って、永久保存版「20世紀の常識」が掲載されている。その年に起こった出来事などが見開き2ページずつにまとめられており、20世紀の百年を手っ取り早く知ることができる。各年、項目立ては共通で、語録・キーパーソン、事件・ゴシップ、ブーム・データ、誕生・死亡、エピソード、初登場、重大ニュース、となっている。
昭和から平成に改元した1989年のページを開いてみよう。消費税(3%)や、スギ花粉情報、携帯用ビデオカメラ(ハンディカム55)が、この年、初登場している。重大ニュースは、2月大喪の礼、5月天安門事件、11月ベルリンの壁撤去開始など。物故者には、芥川也寸志や、ダリ、手塚治虫、松下幸之助、ホメイニ、美空ひばり、カラヤン、開高健、田河水泡の名が並んでいる。