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死都日本

  • 2019/11/02 10:32
  • カテゴリー:読み物

これだから専門家は信用ならない!(略)自分の勘に従って全情報を公開していれば、今頃は相当数が避難できていたかも知れないのだ。うっかり専門家の言うことに耳を傾けたばかりに、

と、為政者は嘆く。実際に大災害が発生した折、誰からどんなアドバイスがあり、それに基づきどのようなプロセスを経て判断がなされるのだろうか、例えば福島のあの原発事故の時はどうだったのだろう、気になる。そのうち適当な本か何かで見てみよう。引用は、石黒耀著「死都日本」(講談社文庫、08年)から(p184)。首里城が焼け落ちる惨劇が起こった日、それがちょうどこの破局的な物語を読んでいる数日に重なり、気分は一層滅入った。

# 噴火規模は "事実上" 上限なし(p160)、G・ライアル著「深夜プラス1」、日野行介著「除染と国家-21世紀最悪の公共事業」(集英社新書、18年)

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