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悪だくみ

  • 2020/03/14 05:40
  • カテゴリー:読み物

萩生田を「内閣府と文科省の緩衝役」として期待した前次官の前川の狙いは甘かった。加計や安倍との関係を考えれば、萩生田の仲裁は藪蛇だったというほかない。

頼りになると思って打ち明け話をした相手は敵の回し者だった。TVドラマを見ているかのようだ。森功著「悪だくみ」(文藝春秋、17年)から(p219)。副題は、加計学園の悲願を叶えた総理の欺瞞。「官邸官僚」に続いて、木工教室のMさんのすすめで読んだ。

「森喜朗、三塚博、塩川正十郎、加藤六月」が実父版の安倍派四天王。息子の方の新四天王は、「自ら挙げた政治家は、稲田朋美、松野博一、そして下村博文だが、もう一人は萩生田光一ではないか、ともされる」(p153)。「萩生田さんも、安倍枠で」加計学園千葉科学大の客員教授に就任、「萩生田は浪人(落選)して金が大変なので、加計に面倒見てもらうよう俺が頼んだんだ」(p168)。

官邸官僚(サイト内)

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