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ラグビーとの距離

  • 2019/10/02 06:00
  • カテゴリー:未分類

1974(昭和49)年の「われら青春!」、この熱血青春ドラマでラグビーという球技を身近に感じるようになった。おれは小学校の6年だった。北海道ロケの回(二話連続)が深く印象に残っている、調べてみるとそれは勘違いで、一つ前の「飛び出せ!青春」での挿話だったようだ。毎回欠かさず熱心に観た割には記憶は混線しつつある。

高校の体育の授業でラグビーがあった。1978、79、両年度のこと。授業では色々な競技をする中、寒い時期のメニューはラグビーが主だった。ラインアウトからのモールを何度も何度も練習させられた覚えがある。3年次になると体育の授業はなくなり、ほっとしたような物足りないような妙な気分だった。

フランスの作曲家オネゲルの作品に「ラグビー」という曲がある。交響的断章第2番「ラグビー」H.67(1928年)。大学のオケにいた頃、第1番の「パシフィック231」を好んで聴いた一方で「ラグビー」の方はそうでもなかった。ただ、これに触れたことで、ラグビーという競技がフランスで盛んなことを知った。

就職した会社のラグビー部が、関西社会人リーグで戦っていた。バブルの頃だ。トンガだかニュージーランドだか南半球の国から助っ人も一人ならず迎え入れ奮闘。残念ながら、トップの神戸製鋼などには遥かに及ばず下位のリーグにあった。上位のリーグへ上がれそうな年には、動員がかかって皆で応援に行ったもんだ。あの頃が一つのピークだった。その後、部は十年ほど続いて解散した。web で調べると2002年とある。その年だったのか。その年の秋、おれは別の会社へ転職した。

われら青春!飛び出せ!青春ラグビー (オネゲル)関西社会人リーグ (いずれも出典は Wikipedia)、Arthur Honegger (1892-1955)

常温常圧の HB 法

  • 2019/08/17 05:59
  • カテゴリー:未分類

夢を見た。あの化学反応をやっている、そういうタレコミ電話があり現場に踏み込んだ。ここは高級ホテルの一室。デイ・ユースの不倫カップルを装った男女二人が窓際で神妙にしている。男は神戸のあの研究室のメンバー、両刀遣いの彼だ。女の方は小柄で瓜実顔、中学時代の同級生に似ている。反応器は傍らにあるプラスチック箱だろう。ニューヨークの街角にありそうなゴミ箱のサイズ。こんな巨大なものをよく持ち込めたものだ。中は開けなくても想像できる。反応装置が底に設置され、その上は古着のような布で何重にも覆われているはずだ。ハーバー・ボッシュ法、それも最近開発された常温常圧のタイプはどれもそんなラフな感じだ。写真班が到着する前に自分でも二、三枚撮っておこうとスマホを取り出した。画面上でカメラ・アプリを探すのだがなかなか見付けられない。目が覚めた。

備前片上駅にて

  • 2019/08/02 05:41
  • カテゴリー:未分類

夢を見た。山間部の村からバスに揺られてやって来た。もうすぐ備前片上駅へ着く。そこからは、山陽本線、新幹線と乗り継いで京都の下宿先へ戻る。バスがターミナルに近づき降りる準備をしていると、後ろから話しかけられた。たまたま乗り合わせた同級生の女子だ。昔ここにあった鉄道が廃線になってどうのこうのと言っているようなのだが、周りがうるさくてよく判らない。雨音のようだ。目が覚めた。雷を伴い激しく降る、その予報通り実際に外は雨。今日の気温予報は最高31度。

山の芝居小屋

  • 2019/07/07 06:46
  • カテゴリー:未分類

夢を見た。一座で山を越えようとしている。皆、軽装の山行きを着ている。何人かはチンドン屋の装束のままだ。おれは普段着だけれど、ズボンの膝から下は雨に濡れて色が変わってしまった。雨水が入った運動靴は歩く度にぴちゃっびちゃっと嫌な音がする。自転車を押している。さっきの峠でファゴットや楽譜の束をくくり直したので、輪行バッグが荷崩れするようなことはない。ようやく体育館のような芝居小屋に到着した。外壁が粗末なベニヤ板で覆われていることが一目見て判る。入ってみると、かつての上司がマイクを握りしめて唄っていた、いつもの持ち歌を。こっちこっちと手招きするのは、人気者だったクラリネット吹きだ。誰かに嫁いでいなくなったはずなのに、こんな山奥にいたのか。車座に加わるおれの姿を認めた元上司が、まともにできもしねぇのに、芸人とは笑わせる、と吐き捨てるように言う。それがマイクを通して小屋中に響く。日本語の怪しいおねえさんがやって来て、おれに小さな紙きれを渡した。プーランクのフルート・ソナタなど数曲が並んでいる。一番下には今夜のお値段だ。これは払えないな、と思っていると、目が覚めた。

その小屋は、時々、夢の中に現れる。山の中にあって体育館のように大きい。それはあのイメージと重なる。マナウスの鬱蒼と茂ったジャングルにかつてあったと言う、今もあるのかもしれない、オペラハウスだ。

夏休みのマーラー

  • 2019/06/30 05:57
  • カテゴリー:未分類

夢を見た。中学三年、夏休みの宿題。何かクラシック音楽を聴いて感想文を書かねばならない。それを出題した音楽教師は、島根出身のクラリネット吹き、ラジオならいつでも何かしらやっていると薦めた。家で兄に相談すると、今巷で噂のオザワを聞くと良いと言う。どこかのオケに移って評判らしい。街へ一緒に出かけた折、彼はレコード屋で躊躇せず一枚のLPを抜き出す。マーラーの交響曲第一番。これにしよう、花の章は入っていないけれど、と訳の分からないことを言う。ロック好きのはずなのに宗旨替えしたのだろうか。次は隣の靴屋だ。ローファーがどうのこうのと言っていた。目が覚めた。

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