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キーワード「戦略」の検索結果は以下のとおりです。

現代の戦略

  • 2021/08/26 06:26
  • カテゴリー:読み物

もちろん最大の問題は、「起こらなかったこと」を十分に説明できる証拠を見つけることの難しさにあり、この難しさは永遠に残るのだ。

冷戦時代、核戦争をせずに済んだ。それは戦略の勝利だったのか、それとも、たまたまだったのか。コリン・グレイ著「現代の戦略」奥山真司訳(中央公論新社、2015年)から(p437)。

訳者あとがき(p523)から。本書での四つの論点、1) 戦略は、政策と戦術の架け橋、2) 戦争の文法は変わるがその論理は不変、3) 戦争の普遍性、4) 実践重視の議論。それと、本書の難点、「冗長」「繰り返し」。クラウゼヴィッツ本の「注釈書」だとも。

やらなかったことコリン・グレイ(いずれもサイト内)

車の電動化

日経が社説(8/18)に採り上げたのを見て少し遡り拾ってみた。六紙社説でタイトルからそれと判るのは、今年に入って以降、そこそこある。ただし、書いたのは、日経と読売の2紙に限られる。

  • EV化が迫る車の部品再編(日経、2/12)
  • 車載用電池 開発と原材料の確保に全力を(読売、3/14)
  • 中国製EVが促す構造変化に備えよ(日経、4/23)
  • 脱エンジンに挑むホンダ(日経、4/28)
  • 急速なEV傾斜に日本車は対応できるか(日経、7/20)
  • EV充電設備 ガソリン車並みに使いやすく(読売、7/25)
  • 車の電動化目標 主要国の規制に戦略的対応を(読売、8/11)
  • 車の電動化に柔軟に備えよ(日経、8/18)

日本の製造業を牽引する基幹産業が、今、岐路に立たされている。転落のとば口にあるようにも見える。産業の今後について新聞はもっと意見すべきではないのか。他紙はどうしている。

8/16週の六紙社説は、民主化崩壊やタリバン会見などアフガンの話題でにぎわった。ほかに題材になったのは、緊急事態拡大や、病床確保、東京パラ無観客に、GDP微増、膨張するふるさと納税など。シリーズでは、毎日の「問う’21夏」3本(継続)、日経の「デジタル庁に望む」3本があった。

トヨタ、9月に世界で計画比4割減産 コロナ拡大で部品不足(8/19)、デジタルで日本の基幹産業が危ない、自動車は没落した家電の轍を踏む(2/4)、国家ビジョンなきガソリン車禁止目標(政界地獄耳、2020/12/22)

第5波襲来

沖縄県での感染拡大が続いている。人口当たりの新規感染者数は、しばらく東京都に次いでいたのが、先月末あたりからまた最悪になった。

図書館は、県立は既に休みになっている(7/24-)。那覇市立はきのう(8/1)から休館になった。8月中の再開は諦めた方が良さそうと、閉じる前にたっぷり借りて来た。コリン・グレイの戦略本や、大部なボブ・リー・スワガー三部作など。

当面、出掛けなくても良いように食料品も買い込んだ。牛乳や炭酸水など重量物も。水面から顔を上げて思いっ切り息を吸う、そして潜る、そんな生活が続く。

図書館の感染症対策(サイト内)。沖縄の新型コロナウイルス最新情報|琉球新報

送ったメールから

先週は台風でずっと雨。湿気は高いものの気温はやや低め。きのう今日、晴れ間が出て、ようやく30度くらい。明日は31か32度ほどか。全国の気温を見ていると、夏は、沖縄の方が東京や大阪に比べて低いことがよくあります。避暑地です。(7/26)

オリンピックは、webでニュースを見るばかりですが、日本は割とメダルをとっているようですね。さっき実家の母に電話したら、柔道で兄妹が揃って金メダルをとったのよと感激しておりました。(7/25)

こういう記載が目に留まりました。「先の太平洋戦争然り、今回の五輪然り、日本の為政者は撤退戦略=プランBの選択ができない」。代替策を用意しない、選択肢を持てない、それはわが民族の悪しき伝統なのかもしれません。桶狭間や真珠湾での奇襲が下手に成功してしまったことと無関係でないように思います。(7/29)

台風経路図 2021年|気象庁、メダルラッシュ、強化費が後押し(7/30)、オリンピック 金15個 日本のメダルラッシュの背景は(7/30)、音楽日誌|KechiKechi Classics、“森案件”の市川海老蔵、小池の“火消しと木遣り”…東京五輪の開会式は「政治利用」の答え合わせがたまらなかった!(7/27)

Re: 組織戦略の考え方

  • 2021/07/20 06:22
  • カテゴリー:読み物

社内で新規事業開発の企画を正当化するのに、事業内容の検討に六割、社内正当化プロセスに四割の時間を必要とするというのは明らかに病気であろう。社内から出てくる批判の対処に四割も時間をとられていては仕事が遅くなり、また実質的な内容の吟味が浅くなる。

大雑把に言って「三割以上」で、かなり深刻な病状。沼上幹著「組織戦略の考え方」(ちくま新書、2003年)、第10章「組織腐敗の診断と処方」から(p206)。一年前に欲求階層説のところ(第4章)を拾い読み。今回、人にすすめた手前、また借りて来て、全体にざっと目を通した。

フリーライダーの件(第5章)は、例示されている労組の話が、今一つ、適切でないように思った。上手く換骨奪胎して、実地への応用を図りたい。

多くの章は、雑誌「プレジデント」で連載されたエッセイだったことが、あとがきでふれられている。それは一度、伊丹敬之ら著、一橋大学ビジネススクール「知的武装講座」(プレジデント社、2002年)に、「三人の先輩方」のエッセイとともに、まとめて収められた。通して読むと、沼上氏担当部分がちょっと毛色が違うように感じたものだ。そこで使われていた図も印象に残っている。

組織戦略の考え方(サイト内)

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