お知らせ

メール送信フォームを設けました。ブログ記事への問い合わせなどにご利用下さい。

 

エントリー

キーワード「死去」の検索結果は以下のとおりです。

指揮者レバイン氏死去

  • 2021/03/24 06:51
  • カテゴリー:音楽

訃報に触れ、フィラデルフィア管とのマーラーの5番を聴いた。LP時代から親しんだ盤。よく鳴る機能的なオケを率いて、あっさりとスマートに演奏している。

Mahler, Symphony #5 cis
James Levine (cond.)
Philadelphia Orchestra
recorded 1977

この曲、たまに聴きたくなって取り出すのは、ここ十年程はレバイン盤ではなく、専らシップウェイ指揮、RPOの演奏。マーラーが意図した音楽はこうだったのだ、と思わせてくれる。

Mahler, Symphony #5 cis
Frank Shipway (cond.)
Royal Philharmonic Orchestra (RPO)
recorded 1996 at Watford Colosseum

James Levine, Former Met Opera Maestro, Is Dead at 77米MET元指揮者J・レバイン氏死去、セクハラ疑惑で解雇

日本のいちばん長い日

  • 2021/02/12 06:57
  • カテゴリー:読み物

政治性ゼロの政治力を発揮できた源は何か、といえば、無私無我ということにつきる。"私"がないから事の軽重本末を見誤ることがなかったし、いまからでは想像もつかぬ狂気の時代に、たえず醒めた態度で悠々としていられたのである。

ポツダム宣言、原爆投下、迫る米ソの侵攻。緊迫する状況下、鈴木貫太郎首相は、二度まで聖断を仰ぎ、「強引に国の運命をみちびいてくるという奇妙な政治力」を発揮したのだった。半藤一利著「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫、2006年)から(p88)。

鈴木貫太郎(1868-1948)|Wikipedia。国体(天皇御親政、皇室の御安泰)。作家の半藤一利さん死去 90歳(1/13)。「歴史探偵」半藤一利さん 亡くなる直前の自筆の原稿 出版社に(2/9)。「追悼半藤一利」保阪正康▽マイあさ!(NHKラジオ第1、2/11 7時台)、墨子、非攻、兼愛

モモリン

バク転のできる市長がいたら連れて来いここへ、そんなものができるわけないだろう

モモリン・フラッシュ(笑)。立川志の輔の新作落語「モモリン」から。志の輔ラジオ落語DEデート新春スペシャル(文化放送、1/1 13時)。観世能楽堂で収録(19年1月)。

年末年始には、この外にもいくつかラジオ番組の落語を聴いた。きのう引用した三遊亭金馬3「高田の馬場」や、春風亭柳昇5「結婚式風景」ほか(NHK第1、12/30 9時)、柳家小さん5「御慶」(NHK第1、1/1 1時)、桂吉弥「いのいちばん」(NHK第1、1/2 1時)、桂三木助3「ねずみ」(NHK第1、1/4 1時)。それと講談では、一龍斎貞水「駿府城内猿飛佐助忍術大暴れ」ほか(TBS、12/20 20時)。

立川志の輔さん肺炎で入院 パルコ全公演を中止(1/4)。講談師で初の人間国宝 一龍斎貞水さん死去(20年12月)

100歳人生はこう歩く

長年、忘れる努力をして来た。

よく忘れ、よく学ぶ。頭の中のデスクトップに作業スペースを十分確保する。深夜便アーカイブス「今年お亡くなりになった方たち-“100歳人生はこう歩く"」お茶の水女子大学名誉教授…外山滋比古(NHKラジオ第一、12/22 1時台)から。元は、18年11月の放送。

忘れるのも一つの才能なのかもしれない。昔こんなことがあった。あれやこれや旋律が思い出せない、そもそも覚えることが苦手だ。そんな話をしていると、それは良い作曲家になるための素養かもしれないと部活の友人に言われた(皮肉かもしれないけれど)。それともう一つ。中学時代に通っていた塾の先生が、愛しい人を亡くした悲しみについて語ったことがあった。忘れることができず、長い間打ち拉がれた、自分には忘れるという能力が欠けていることを思い知った、と。

外山滋比古さん死去、96歳 ベストセラー「思考の整理学」(8/6)

アインシュタインよりも

  • 2020/11/25 06:52
  • カテゴリー:音楽

アインシュタインよりもモーツァルトのほうが天才だ。なぜなら、誰かが相対性理論と同じ真理にたどりつくことは可能である。ところがあのすばらしい曲は彼以外につくれないから▼わたしたちが捕まえたニュートリノも、自然界が投げかけてくれたそれを、たまたま受けとめるめぐりあわせだっただけ。

故小柴昌俊さんの言葉を、しんぶん赤旗の「きょうの潮流」(11/15)が伝えている。かのニュートンは、「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからです」と書いたとか。巨人つまり先人達の膨大な知見があってこそ、また、それを学び取る努力があってこそ、大発見を成し遂げることができる。

モーツアルトが、M・ハイドンや、アードルガッサー、エーベルリンら諸先輩の作品を写譜し熱心に研究したことが知られている。「あのすばらしい曲」の数々は、先人の知恵を基に地道に精進した成果だった。モーツアルトも「巨人の肩の上に乗っていた」のだ。物理学にせよ音楽にせよ、エジソンの名言 Genius is 1% inspiration, 99% perspiration.、その通りなのかもしれない。

知的ヒントの見つけ方(サイト内)。小柴昌俊さん死去 - 94歳(11/13)、「きょうの潮流」(11/15)。Isaac Newton (1642-1727), Johann Ernst Eberlin (1702-1762), Anton Cajetan Adlgasser (1729-1777), Johann Michael Haydn (1737-1806), Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Thomas Alva Edison (1847-1931), Albert Einstein (1879-1955), 小柴昌俊 (1926-2020)

ページ移動

ユーティリティ

« 2025年04月 »

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

孤立死2万人超
2025/04/27 06:01
クリス智子、あの人の本棚
2025/04/26 05:59
らくらじ2
2025/04/25 05:40
30-touchpad.conf、E200HA
2025/04/24 05:54
角幡唯介、あの人の本棚
2025/04/23 05:59
六厩越え
2025/04/22 05:57
あなたが誰かを殺した
2025/04/21 06:04
沖縄離島の有事避難案
2025/04/20 06:00
べらぼう(15)
2025/04/19 06:55
アイロンのある風景
2025/04/18 06:06

過去ログ

Feed